12/2 12/3 5回中山・5回阪神・4回中京1日2日目

昨年に続き万馬券的中で連覇達成 〜日曜中京11R・チャンピオンズカップ〜

ほぼ全馬に勝つチャンスのある、目移りする好カードとなった今年の「チャンピオンズカップ」。馬券を離れても見応え十分のレースでまさしく現役のダート最強馬決定戦のG1といったところ。久しぶりに『いいものを見せてもらった』という印象が強い。

さて、この「チャンピオンズカップ」。弊社が軸馬として期待したのは直前まで人気が入れ替わるなか、最終的に8番人気に支持された9番ゴールドドリーム。『今年は例年以上に目移りする豪華なメンバー構成となったが、デキの良さを重視してゴールドドリームを軸馬に抜擢。休養を挟んで立て直された前走G1「南部杯」はゲート内で落ち着かず、出遅れる痛恨の不利。逃げ・先行馬に有利な流れもあって大きく離された5着だが、上がり34秒台のこの馬らしい末脚を発揮できたことに復調気配がアリアリ。休ませて馬が良化してきたことは間違いない。昨年は「武蔵野S」2着から間隔を詰めた臨戦でレースでも折り合いを欠たことから、今年は意図的に間隔をあけての臨戦過程。その効果か、この中間は抜群の動きを連発しており、少なくとも昨年以上のデキで臨める。先行タイプも多く、早め早めの前掛かりの流れになりそうなだけに、スムーズに流れにさえ乗れれば、直線で持ち前の剛脚を発揮して勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

弊社会員の方々なら何度も何度も繰り返しレースをご覧になったはず。ここであえて「もう一度」などと無粋なことは言わない。ハナを切った1番コパノリッキーと2番手追走の13番テイエムジンソクが後続の追撃を封じ込めて粘り込みを図るところに、後方から唯一一頭だけ猛然と脚を伸ばした9番ゴールドドリームがきっちりクビ差差し切ったところがゴール。この結果により、「3連複1-9-13、27,350円」の的中。勢い一番で人気的にも1番人気に支持されたテイエムジンソクはもちろん、このレースで過去3年、いずれも凡走していた9番人気コパノリッキーを対抗馬とする好判断が好配当的中に直結した。馬名だけ見ると「この組み合わせでこの配当!?」と思えるが、人気割れが功を奏し、3連複で200倍超の配当となれば、その思いも格別なはず。弊社にとっては昨年に続き連覇達成の鞍。配当面から会員の皆様も記憶に残る的中劇だったと言えよう。

もうひと鞍、斬っておきたいレースがある。土曜阪神10R「御影ステークス」ダ1400mがそれ。この一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった14番ラユロットだった。『気のいい牝馬で現状はこの距離がベストの関東馬ラユロットが果敢に遠征してきた。ダートにおいても未だ西高東低の力関係はあれど、ここは現級常連組がムラ駆けだったり、ひと押し足りないタイプばかり。ならば昇級も前走が圧巻の勝ちっぷりだった同馬を軸馬に抜擢。前走は同日1600万の3着に相当する勝ち時計でここに入っても見劣りは一切なし。極端に揉まれたりした際には不安もあるが、引き続き、手の合う鞍上を配してきたし、この外枠もむしろプラス材料の可能性は高い。まだまだ伸びしろ十分な3歳馬。手薄な準オープンなら勝ち負けに持ち込めそうだ』という見立て。

レースは5番プレスティージオが好発からハナを切り、前半3F35.0、レース上がり49.1-37.0のハイペース。昇級で初の1400m戦だっただけに中団〜後方で脚を溜めると思われた軸馬14番ラユロットだが、何と抜群のスタートから難なく2番手を追走。直線に入ると追い出され、一旦は逃げた5番プレスティージオの並びかけるが、相手はさすがに現級勝ちのある地力上位馬。追い比べでわずかに見劣り、2着でゴール。5番プレスティージオがまんまと粘り込み「馬連5-14、630円」の的中。人気サイドでの決着だっただけに地味目な配当だが、対抗1点目での大本線的中なら納得のいくところ。見ていて安心安全の、弊社らしい的中と言えよう。

12月に入り、先週末からはいよいよ年度末開催に突入。タダ貰いだった土曜重賞「ステイヤーズS」や昨年に続き連覇を達成した「チャンピオンズカップ」に関していえば、これはこれで大過なし。今後も期待十分。ただ、肝心要の勝負鞍においては前記土曜10Rのひと鞍のみと、精彩を欠く結果となってしまったことは大いに反省材料。軸馬選定はもちろん、レース選定から見直しが必要な結果だっただけに、気を引き締めて予想部には即反転攻勢を期待したい。

さすがに12月に入ると秋の中央開催もシーズン末期で「有馬記念」のイメージもぼちぼち浮かんでくるという趣だが、馬券的な意味で言えば、年始競馬を含めてむしろ旬はこれから。『玄人好み』の勝負鞍候補が今週末以降も続々と控えている。会員の皆さまが「チャンピオンズカップ」的中の余韻に浸るのは大いに結構。その間も我々アスコットシステムズは休むことなく仕事をこなしていく。そして今週末以降も中身の濃い情報をお届する所存。大いなるご期待のうえ、手ぐすねをひいてお待ちいただきたい。