2/1-2/2 1回東京・1回京都1日2日・1回小倉3日4日目

好調を裏付ける会心の一撃 〜日曜京都12R・4歳上1勝クラス〜

先週日曜は東京が雪予報により前売り中止。問題なく開催にこぎつけたとはいえ全国的に気温は低く馬場も良くない。そんな影響があったのか、この日はレース中の疾患や競争除外が相次いだ。

特にメインの重賞シルクロードSでは人気の一角だったソンシが馬場入り後に右前肢跛行で除外。その直後にはセントメモリーズがゲートをくぐり、外枠発走の措置となった。レース自体も9番人気→10番人気→4番人気という波乱の決着。ファンはわずか数分の間に様々な感情を味わうこととなったわけだ。

さらにアクシデントは続く。シルクロードSの直後に行われた根岸Sでは、タガノビューティーがスタート直後に落馬。同馬は前走JBCスプリントで悲願のG1タイトルを手にした8歳馬。これは数えること38戦目の戴冠とあって、主戦・石橋脩騎手の涙に胸を打たれたファンも多かったはずだ。

よりによって、今回は種牡馬入りを発表(次戦フェブラリーSで引退)した矢先の落馬でもある。人馬ともに無事だったとはいえ、長く重賞戦線を賑わしてきた一頭でもこういうことが起きるのだ。「まずは無事に回ってきて欲しい」という関係者の言葉を痛感させられる日曜日となった次第。

それでは本題へ、今週斬るのは日曜京都12R「4歳上1勝クラス」芝1400m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に4番人気となった13番インペリアルコートだった。

『近走は過酷なハイペース続きも崩れずに好走。5歳ながら着実に心身良化している。ここはマイペース逃げを見込める相手関係だし、この馬は道悪でも大丈夫。ハミがかりが良くなっており、今の行きっぷりなら1400mでも前で残せる』という見立て。

レースは分析通りの展開をみせる。軸馬13番インペリアルコートが好発を決めると楽々と先手を確保。その直後に1番人気の2番サダメ、10番シャーリーゴールドも押して好位。以下、18番フライングブレード、17番ショウナンラウールが中団につけた。
主導権を握った軸馬13番インペリアルコート=北村友一騎手にとって、ハイペースに持ち込む理由などひとつもない。案の定、600m通過36秒1、1000m通過も59秒8というマイペースに持ち込んだ。こうなるとしめたもの。間違いなく先行有利の展開だった。
実際、軸馬13番インペリアルコートはゴール寸前まで先頭をキープ。最後に外から差し込んだ18番フライングブレードにやられたとはいえ、安泰の連対確保となった。3着には2番サダメが入線している。

この結果により、「馬連13-18、6,760円&3連複2-13-18、8,740円」の的中をお届け。一見すると難解なフルゲート18頭立てだったが、弊社予想部の手にかかればこの通り。買い目を絞ったうえでの「8番人気→4番人気」の馬連67倍は望外の配当であり、会員様からも拍手喝さいをいただいくことになった。余談だがこの京都12Rも1頭の除外馬(14番コネッシオーネ)が出ている。

なお、先週は日曜京都7R「3連複5-6-12、1万4,420円を筆頭に、厳選勝負鞍で4戦3勝の準パーフェクトを達成。さらにメインレース予想では、日曜東京11R「根岸S」はもちろん、土曜東京11R・白富士S・◎6番マイネルモーント(4番人気・2着)=馬連2,470円などを的中。昨秋から長く続いている“大回収祭り”が終わる気配は一切みえない。

強烈なアゲインストに乗って進む今週末は、「東京新聞杯」「きさらぎ賞」の両重賞がスタンバイ。なかでも前者はやや混戦の様相であり、配当面も狙える勝負鞍となりそうだ。日本海にかかる寒気は気になるものの、他にも勝負鞍候補は複数。会員様におかれましては、引き続き進撃のアスコットにご期待いただきたい。