7/3 7/4 1回福島・3回小倉・1回函館1日2日目分

貴重な的中鞍 ~土曜函館9R・3歳以上1勝クラス~

『好事魔多し』とはまさにこのこと。それを痛感させられる結果となってしまった。「稼ぎどころ」と公言している夏のローカル開催開幕となった先週末。まさしく節目とも言える週に、青天の霹靂としか思えないような不本意な結果。まずはそのことについて陳謝いたします。申し訳ありませんでした。「たら・れば」がナンセンスなのは百も承知ではあるが、弊社においてはこれまでからは考えられないほど、「軸馬凡走」という失態の連続。もちろん、そんななかでも勝負鞍における的中はあったが、本来であればあと2鞍は的中をお届けできていても不思議ないはずの週。常日頃から「安心・安全のアスコット」とご信頼をいただいている弊社に対し、期待を裏切る結果となってしまったこと。重ねてお詫び申し上げます。弊社会員の皆様、申し訳ありませんでした。

それでは本題へ。今週斬るのは先週、唯一の的中鞍となった土曜函館9R「3歳以上1勝クラス」ダ1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは、断然の1番人気に支持された4番エマージングロールだった。

『昇級も久々の前走を快勝してきたエマージングロールが軸馬。その前走は途中から捲り気味に動いて早め先頭の勝ちに行く競馬ながら、直線でも脚色が鈍ることなく、長く脚を使って後続に4馬身差を付けての勝利。相手関係もあっただろうが、立て直して馬が格段に良化していたことが一番の勝因。前走の走りなら1勝クラスでも楽に通用するはずで、中一週の臨戦ながらもこの中間は函館ダートで活気ある動きを披露しており、上積みが見込める仕上がり。ここはざっと見渡しても比較的3歳馬有利の組み合わせ。引き続き、前走快勝の距離なだけに、同じ競馬ができればここもまず勝ち負けに持ち込めるはずだ』という見立て。

レースは軸馬4番エマージングロールが横並びのポジション争いから促しつつハナを主張して逃げる。13番アンジェリーブルが外から勢いよく2番手を確保し、5番シルバースピリット、1番タンカノキミ、6番テンウォークライがその後につけて先行集団を形成。向正面に入って隊列が決まり、馬順に大きな動きもなく1000m通過61秒6の淡々としたミドルペースで3コーナーへさしかかる。このあたりで先行していた5番シルバースピリット、1番タンカノキミ、6番テンウォークライの3頭の脚色が早くも鈍り、軸馬4番エマージングロールと13番アンジェリーブルの2頭が後続をジリジリと離し、3番手以下を5、6馬身差突き放して直線へ。二の脚を使ってその後もさらに差を広げる軸馬4番エマージングロールと、これに追いすがる13番アンジェリーブル。直線半ばの段階で態勢決し、軸馬4番エマージングロールがそのまま優々と1着でゴール。後続各馬が一団で差を詰めてくるも4コーナーまでのアドバンテージを活かし、脚色が鈍りながらも13番アンジェリーブルが2着を死守。そこから2馬身半差の3着に12番クリノドラゴンが入線。この結果により、「馬連4-13、680円」の的中。軸馬完勝で見ていて全く危なげない的中だったが、冒頭に記載した通り、弊社においては貴重な的中鞍となった次第。

春の中央開催の大トリとなったG1「宝塚記念」も的中で締めくくった前週から一転のこの結果には『怒りよりもむしろ驚き』という声を数多くいただいた。そう、まさに弊社にとっても『晴天の霹靂』という以外の言葉がない。なにしろ、先週末は馬券の宝庫となる「夏のローカル開催開幕週」だっただけに『一層応えた』という声が多いのも頷けるところ。とはいえ、『悪いことが続かない』という点も、弊社とお付き合いの長い会員の方ならよくご存知のはず。それを先刻承知の方からは『先週の結果から、むしろ今週は目イチ勝負』という声さえいただいているほど。言い訳を始めれば百も二百もある。しかし、それを言ったところで結果が変わるわけではない。弊社アスコットは、結果には結果でお応えしてきたという自負がある。それはこれからも全く変わらない。弊社がプライドをかけて臨む今週末に一層のご注目をお願いしたい。