2回阪神5日・6日目・2回小倉11日・12日目

ここから反転大攻勢が始まる ~日曜小倉6R・3歳500万下~

レーヴディソールの離脱により混戦ムードを謳われた「桜花賞」だが、終わってみれば2番人気マルセリーナ-1番人気ホエールキャプチャの決着。3着にも4番人気のトレンドハンターが入り至極順当な結末となった。『大山鳴動して鼠一匹』とはまさにこのこと。そうなった最も大きな原因は、前半46秒7~後半47秒2という絵に描いたような平均ペースになったこと。その流れを作った吉田豊=フォーエバーマークの功績と言える。いわゆる「位置取りによる有利不利の発生しない流れ」で、強ければどこからでもくる。逆に弱い馬はどこにいてもこない、ということ。その中で、上位3頭の着順を分けたのは枠順以外には考えられない。イン追走からパカッと開いた馬群を突き抜けた勝ち馬。対して2・3着馬は外枠発走から終始外々を回る形。逃げたフォーエバーマーク以外は馬群が凝縮し、一度もインに入れなかったことが大きく響いた。いずれにしても上位3頭の実力が抜けていることは間違いなく、「オークス」もその3頭で決まる公算が極めて高い。後は距離適性の問題だが、血統面から言えば松田博厩舎勢がハッキリ優位だ。絶好調の弊社重賞予想にとっては与しやすい一戦だった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉6R「3歳500万下」ダート1700m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった1番スマートルシファーだった。

『3カ月の休み明けとなるスマートルシファーだが、先月上旬の初時計を皮切りに調教量十分。仕上がりに関しては何の心配もいらない。ダートは前々走の「未勝利」が持ったまま2着以下を6馬身も千切る圧勝。昇級の前走は2着惜敗だが、勝ったのがあのトレンドハンターでは仕方のないところ。また3着馬はすでに現級を勝ち上がっている。ローカルのメンバーとは一線を画す実力の持ち主。ここはインから出たなりの先行策で危なげなく押し切れるはずだ。当然の軸馬』という見立て。

レースは最内からスタートを決めた軸馬スマートルシファーの有無を言わせぬ逃げ。3Fから順に36秒3-49秒2-61秒6~レース上がり50秒3-37秒9という平均ペース。2番手に15番リリーファイアーがつけ、以下2番マリブスター、14番ウアジェトという並び。3コーナーからスマートルシファーが加速すると後続は追走に汲々という感じ。直線はまさにスマートルシファーの独壇場。楽々と突き放し、最後は2着以下に4馬身の大差をつける圧勝。3コーナーすぎに2番手に上がったマリブスターが2着を確保。そこから半馬身差の3着に追い込んできた11番コスモイーチタイムという決着。この結果により「馬連1-2、660円」の的中。地味めな配当ではあるが、日曜日一発目の勝負鞍ということもあり、会員の方々と弊社にとってはひと安心というところ。

日曜日は続く阪神10R「堺S」も「馬連6-12、420円を一点目の大本線にて的中と、予想部による勝負鞍は2戦2勝。かつてない不調を脱し、ようやく光明が差してきた感じ。配当的にはまだまだ物足りないものの、『当たり癖をつける』という意味では貴重な連続的中と言えよう。今週末以降の完全復調が大いに期待できる。

他でも重賞をはじめ、勝負鞍ではなかったものの土曜小倉10R「ネモフィラ賞」馬連3-5、2590円。また日曜小倉11R「博多S」馬連1-12、610円など、的確な的中をお届けしている。反転大攻勢に打って出る今週末以降の弊社に多大なるご期待をお寄せいただきたい。