3/23 3/24 3回中山・2回阪神1日2日目・2回小倉中京5日6日目

流れを変えた的中鞍 ~日曜阪神6R・3歳500万下~

春の短距離王決定戦、G1「高松宮記念」は断然の1番人気に推されたロードカナロアの完勝。とはいえ、いつものように好位からアッサリと抜け出してきたわけではない。スタートで僅かながら出遅れ。中団馬群の中という、恐らくは想定外の位置取り。ハクサンムーンの逃げペースは前半34秒3。1200mのG1としては驚異的な緩さ。前残りとなっても不思議のないところだが、坂上からグイグイ脚を伸ばし、最後は力でねじ伏せる感じ。決して楽なレースではなかったはずだが、それをいとも容易くやり切ってしまった。これで史上初となるスプリントG1、3勝目。記録のうえでも我が国史上最強のスプリンターとなった。もはや国内に敵はいない。今後は世界相手の戦いを望みたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神6R「3歳500万下」芝1200m。この一戦で弊社予想部が軸馬として指名したのは1番人気となった2番ジンセイハオマツリだった。

『昇級の前走で0秒1差3着と力走したジンセイハオマツリが軸馬。それもインの出たなり決着をただ一頭だけ差し込む好内容。もう少し枠順が内なら確実に結果は違っていた。上々のレースセンスに加え、追われてからの渋太さも備えている馬。坂のある阪神へのコース替わりはプラス材料だ。平場戦で減量が利く点も見逃せない』という見立て。

レースは予想された通り12番ケイアイウィルゴーがハナを切る展開。2番手は3番クインスウィーティ、8番マイネヴァイザーの併走。軸馬ジンセイハオマツリは内ラチ沿いの4・5番手でジックリと脚をタメる策。この距離としては緩い流れで淡々と進み、ほとんど馬順変わらず直線へ。懸命の粘りを見せるケイアイウィルゴー。ジンセイハオマツリはその内に叩き込んでアッと言う間に突き抜け更に加速。最後は3馬身差の大楽勝となった。2着争いは中団追走からインに入って粘り込みを計る6番アカノジュウロクを、ゴール寸前後方から大外に出た5番スイートドーナッツが強襲。最後は勢いに優るスイートドーナッツがクビ差、差し切った。この結果により「馬連2-5、1230円」の的中。『軸馬連対→相手抜け』という前日の悪い流れを完全に断ち切って見せた。

他、日曜中山10R「常総S」、土曜中京11R「名鉄杯」など、随所に的中をお届けした先週末。前述の通り、『軸馬連対→相手抜け』というレースはあったものの軸馬着順【2・2・0・0】と、単勝率50%、複勝率100%と相変わらず軸馬の高い精度はキープしている。

今週末は束の間の2場開催。その翌週からは「桜花賞」→「皐月賞」と、いよいよ3歳クラシックが幕を開ける。言うまでもなく、弊社の準備に怠りはない。どうか、競馬の一番いい季節を笑ってお過ごしいただきたい。大丈夫。アスコット任せで結果は必ずついてくる。