4/20 4/21 2回東京・3回京都1日2日目・1回福島5日6日目

ムリなく好配当 ~日曜京都6R・3歳500万下~

ステイヤー決戦、G1「天皇賞・春」が今週末のメイン。大方の下馬評通り、他を大きくリードしているのはゴールドシップ・フェノーメノの2頭。各メディアの煽りもあり人気的にはゴールドシップの一強ムードだが、それはたぶん間違い。いわばゴールドシップは『勝って当たり前の相手にムリをせず勝ってきた馬』。ジェンティルドンナやオルフェーヴルとは一度も対戦していない。対するフェノーメノは『負けて当たり前の相手にムリをして負けてきた馬』だ。実際、ゴールドシップと唯一対戦した「ダービー」はフェノーメノの完勝だった。今回も香港遠征という選択肢はあったが、遂に「天皇賞・春」出走に踏み切った。果たして4歳世代の最強馬はどちらか。対象的なレースをする両頭だけに興味は尽きない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都6R「3歳500万下」ダート1800m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった6番タイセイバスターだった。

『新馬好時計勝ち。2戦目で更に時計を詰めて2着と力走したタイセイバスター。この開催を目標に放牧先から帰厩。仕上がりは文句なし。このメンバーでは歴然と能力上位。レースが紛れるような頭数でもない。ここは順当に勝ち上がる』という見立て。

最内からスタートを決めた1番クレスコモアが逃げる。2番手に5番テイエムオオラジャがつけかなり速い流れ。軸馬タイセイバスターは3番手でジックリと脚をタメる形。2番タガノビリーヴィン、9番シュミットあたりは速い流れについていけない感じで若干離され気味。4コーナー手前でテイエムオオラジャが早々と失速。代わって余裕十分の脚いろでタイセイバスターが進出。直線に入るとハイペースで逃げたクレスコモアが脱落。これを持ったまま交わしていくタイセイバスター。残り200m地点で勝利は決まった。焦点は2着争い。好位から伸びて一旦2番手に上がった3番フジノストロングだが、速いペースが応えたのかゴール前は失速気味。これを追ってきたのはタガノビリーヴィン。最後は3/4馬身交わして2着確保。タイセイバスターはその2馬身半前を悠々とゴールしていた。この結果により「馬連2-6、1550円」の的中。いわゆる「断然人気-薄目」の決着だが、悪くない払い戻しとなった。

他に土曜東京6R「3歳500万下」も『いいところ』を連れてきて「馬連1-5、1050円」の的中。このようにムリのない予想で程良い払い戻しが得られる時は好調の証。今週末以降もいい風に乗っていけることは間違いない。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。