1/31 2/1 1回東京・2回京都1日2日目

予想部の好判断が呼び込んだ的中劇 ~土曜京都11R・北山ステークス~

「出走各馬の状態を完全に把握し、展開を完璧に読み切る。そして、まさにその通りのレースになったとしても、ハナ・ハナの1着3着、あるいは2着3着が有り得るギャンブルスポーツ」、それが競馬だ。ハナ・ハナの大接戦の結末まで読み切ることは実際のところ不可能。それは言ってみれば『神の領域』の話。どこまでいっても人間である我々がそこまでを望んではいけない。しかし、そんなただの人間に手を差し伸べるような『神器』がある。いささか大げさな言い方になるが、それが「ワイド」という馬券の存在理由なのだ。そこから幅を広げた購入方法が「3連複」であり、配当面からしても購入メリットが高いことは周知の通り。馬券生活者=いわゆる『プロ馬券師』と呼ばれる人間たちの多くが「勝負はワイド」と語っていることを知ってほしい。その真似をしろなどと言うつもりは毛頭ないが、ボックスならいざ知らず、「軸馬&対抗馬」という予想の場合、「軸馬3着」や「対抗抜け」というシチュエーションを考慮して、「3連複」はもちろんのこと、もっともっと「ワイド」は活用されて然るべき馬券だと思う。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都11R「北山ステークス」ダート1800m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された3番ワンダーアシャードだった。

『元々、先行抜け出しが同馬のレースパターンだったが、外枠から中団追走というそれまでにない位置取りにもかかわらず、早めに押し上げキッチリと2着を確保と自在性が出てきたことは確実に充実の証。厳寒期、乗り替わり、脚抜きの良い高速馬場と全てに不安はなく、今度こそ勝ち切るとみた』という見立て。

これといった逃げ馬不在の組み合わせのなか、スタートを決めてハナを切ったのは2番キクノソル。それだけに1000m通過62秒9というスローペースになった点は予想通り。必然的に48秒6-35秒5という上がりの速いレースとなり、好位を進んでいた軸馬3番ワンダーアシャードには願ってもない展開。ただ、向正面から4コーナーでペースアップした際に脚を溜めすぎたことで位置取りが悪くなったのは痛恨のミス。直線に入ってもハナをきった2番キクノソルはもちろん手応え抜群。地力からこれは当然としても、番手におさまっていた5番ヒラボクプリンスが楽な流れで脚が十分に残ってたことが誤算中の誤算。4コーナー5番手から35秒4の脚を使った軸馬3番ワンダーアシャードだが、ゴール前強襲もハナ差届かず3着。1着2番キクノソル、2着5番ヒラボクプリンス、3着3番ワンダーアシャードで入線。残念ながらハナ差で馬連的中とはならなかったが、軸馬の脚質からサポートにて「3連複で勝負」とし、結果、「3連複2-3-5、2120円」の的中をお届け。予想部の好判断が呼び込んだ的中劇だったと言えるだろう。

他にも同じく土曜中山7Rなど、開催替わり初日となった土曜は2鞍の的中をお届け。日曜日は取りこぼしもあっただけに絶好調スタートとは言えない開幕週ではあるが、開催も変わり、微調整を行いながら、「一本でも多くの的中を」を胸に予想部に在籍する全ての人間がこれまでと変わらぬ仕事を行っている限り、過去の実績からも今週以降は右肩上がりに実を結ぶことは間違いない。レース選択と勝負どころが噛み合った際の弊社の破壊力はある程度弊社とお付き合いのある方であればご納得いただけるだろう。アスコット得意の「固め打ち状態」は確実に近づいている。無論、その結果を残すべく次週に臨む所存。引き続き今週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。