2/7 2/8 1回東京・2回京都3日4日目・1回小倉1日2日目

開催後半戦に繋がる的中鞍 ~日曜東京10R・早春ステークス~

良く言えば『群雄割拠』、悪く言えばどれも『ドングリの背比べ』という感じの組み合わせとなった先週の「東京新聞杯」。ヴァンセンヌ・アルフレードという6歳牡馬によるワンツー決着となった。以下フルーキー・シャイニープリンスの5歳勢が3・4着。そして5着に8歳リルダヴァルという結果。傑出馬不在のマイル路線なだけに、これからのG1戦線を盛り上げる意味でも期待された4歳馬マイネルメリエンダ・タガノグランパの2頭は7・10着。出走頭数の関係もあるのだろうが、「この組み合わせなら…」と期待できる2頭だっただけに少々肩透かしな印象だ。この一戦だけで世代間レベル云々は早計とはいえ、マイル路線には既に古馬で多くのタレントが存在することを明確にしたと言っていいだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京10R「早春ステークス」芝2400m。軸馬として期待したのは混戦のなか、最終的に1番人気に支持された6番ヴォルシェーブだった。

『自己条件ならヴォルシェーブは頭ひとつ抜けた力量の持ち主。しかも2戦2勝の東京、そして同馬を熟知している全3勝の手綱を取っている鞍上を配してきたここは迷わず狙い撃ち。前走3着は瞬時に反応できない癖がある同馬を上手く卸せなかった鞍上の判断で力負けでないことは確か。デキも着実にアップ。馬場も不問で今回は順当にオープン入りを果たすとみて軸馬に指名する』という見立て。

スタートを決めたのは内から1番スーサングレートと3番マイネルアイザック、更には4番メイショウカドマツの主導権争い。しかし競り合う感じはなく、結局最内から1番スーサングレートがハナに立ち、番手に4番メイショウカドマツ、その後に3番マイネルアイザックという隊列。3Fから36.5-49.5というこの距離らしくユッタリとした流れ。軸馬6番ヴォルシェーブは中団やや後ろのインコース6番手という位置取り。2番人気2番ジャングルクルーズは出たなりで好位4番手、3番人気アドマイヤケルソは中団7番手を追走する形。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。逃げていたスーサングレートは3コーナーでメイショウカドマツに捕まり、後続に差を詰められる前に徐々にペースアップ。4コーナーで一旦は後続に詰め寄られるもメイショウカドマツの手応えは十分。直線でも二の脚を使い、後続を引き離しにかかる。それを目標に後続各馬が殺到。今回はさほど外に出さず、馬と馬の間を縫ってヴォルシェーブが伸びてくる。ただ、レースは完全にメイショウカドマツのしてやったりの展開で、後続に4馬身差をつけての完勝。2着にはしぶとく脚を伸ばした軸馬伸びてきたヴォルシェーブが入線。この結果により、「馬連4-6、1200円」の的中。週ラストの勝負鞍でまずまずの配当を仕留めてみせた。混戦模様だった一戦なだけに勝負事には絶対に欠かせない『ツキ』を強く感じさせる的中鞍となった。

他にも土曜東京10Rなどの的中をお届け。判を押したように的中率50%をキープしてており、月が替わった2月も上々の滑り出しを現出した予想部には一定以上の評価がいただけるものと自負する。

今開催最終週のG1「フェブラリーステークス」へ向け、ますます状態を上げてきた弊社アスコットシステムズになお一層のアツいご期待をお寄せいただきたい。