2/14 2/15 1回東京・2回京都5日6日目・1回小倉3日4日目

まだまだいい流れは続いていく ~土曜小倉10R・あすなろ賞~

今週末に迫ってきた今年最初のG1「フェブラリーS」。言わずもがなのダートの猛者たちが名を連ねる中、現王者のホッコータルマエが出走しないことはもちろん、関東馬の出走が一頭のなさそうなのはただただ寂しい限り。芝においては牝馬ながら「きさらぎ賞」を勝ったルージュバック、先週の「共同通信杯」でも差のない2着と好勝負を演じたドゥラメンテ、更に遡ればゴールドシップが出走した「AJCC」勝ちのクリールカイザー、「フェアリーS」のノットフォーマルなど、いずれも関東馬たちによって『西高東低』のイメージを払拭してきている。その流れのなかで「フェブラリーS」に関東馬の出走が一頭もいないのは残念でならず、今後ダートでトップ争いを演じられる関東馬の出現に期待したい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜小倉10R「あすなろ賞」芝2400m。軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された1番クラージュシチーだった。

『近2走の重賞では善戦までにとどまっているが、未勝利勝ちの内容からも500万はすぐに卒業できる素材。未勝利勝ちが阪神内回りで圧勝だっただけに小回りコースは不問。戦ってきた相手関係はもちろん、デキも高いレベルで安定しているだけにここは不動の軸馬に指名する』という見立て。

レースは抜群のスタートを決めた6番ジャストフォーユーが逃げる展開。少頭数とあって3F通過34秒6という、ミドルペースの流れに持ち込む。番手に2番レインボーソング、内から2番人気の4番ドラゴンヴァースもスッと先団に取り付く。3番人気に支持された7番ジュヒョウ、軸馬1番クラージュシチーの2頭は出たなりの位置で後方8番手を追走。隊列変わらず1000m通過59秒4の淡々とした流れのなか、3コーナー手前から早めに動き出したのは7番ジュヒョウ。一気にペースが上がり、これに合わせて軸馬1番クラージュシチーもじんわりと追撃を開始。4コーナーを回り直線の追い比べのなか、4番手まで押し上げていた7番ジュヒョウが早めに先頭に立ち押し切る構え。軸馬1番クラージュシチーも一完歩ずつ差を詰めるが、ハナを切って2番手でしぶとく粘っていた6番ジャストフォーユーを捕らえたところであえなくゴール。先に抜け出した7番ジュヒョウを捕らえきれず1馬身1/4差の2着。この結果により、「馬連1-7、830円」の的中。配当面に不満は残るものの、土曜日は一発目の京都6Rに続いての連勝だっただけに、まずは納得の的中鞍だったと言えよう。

他にも前記の土曜京都6Rに加えて、続く日曜は馬連的中こそ逃したものの、「ここは3連複勝負」と断じたサポートにより東京7Rでは3連複的中をお届け。今開催続いている先週までの『いい流れ』の勢いに衰える気配など微塵も感じられない。さらに『ダート戦のアスコット』の真骨頂をお見せするべく、今年のG1第一弾「フェブラリーS」をはじめ、今週末にも興味深いレースが揃っている。弊社から発信される全ての情報のチェックをお忘れなく。改めてお願いさせていただく。