7/14 7/15 2回福島・3回中京5日6日目・2回函館3日4日目

弊社本来の的中ラッシュ ~土曜中京6R・3歳未勝利〜

先週末の唯一の重賞「函館記念」。勝ったのは5番人気エアアンセム。7歳にして重賞初制覇となった同馬だがデビュー当初は新馬→オープン特別を連勝した素質馬だったし、ここにきてようやく復調していただけに同馬の勝ちはもちろん想定内。驚くことは特になし。逆に驚かされたのは3着に入ったエテルナミノルの方。重賞勝ちの実績があるということは誰もが承知のこと。しかし、そうは言ってもムラ駆け傾向にある、全くアテにならない牝馬だ。普通に考えれば、掲示板でもあれば大健闘という感じ。それが好位追走から直線向いてすぐに先頭に立つ堂々たる正攻法の競馬。最後の最後でエアアンセム、そして地力&実績共にここでは上位だったサクラアンプルールに差されたものの、4歳素質馬ブレスジャーニーをハナ差おさえての3着には恐れ入るばかり。『もうはまだ、まだはもうなり』という競馬格言がある。そこから引けば「近走着順からもう終わっていても不思議ないエテルナミノルは、まだ終わっていなかった」ということ。競馬は深く、そしてどこまでも面白い。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中京6R「3歳未勝利」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは人気上位拮抗のなか最終的に3番人気に支持された7番イベリアだった。

『長期休養明けを叩きつつ良化顕著。坂路で自己ベストをマークし、目に見えて動きが変わってきたイベリアが軸馬。前走は発馬で出遅れ流れに乗れない競馬だったが、ペースアップした3コーナーから徐々に進出し、長く脚を使って5着まで押し上げた。勝ち馬に1秒5差と大きく離されたとはいえ、出遅れを考えると見た目の印象ほどレース振りは悪くない。未勝利での脚力上位を感じさせた一戦だった。今回は初のダートがどうかだが、切れよりもしぶとく脚を使えるタイプなだけに適性は高いと判断。鞍上の連続騎乗もプラス材料なだけに混戦を制すのはこの馬とみた』という見立て。

レースは大外から16番シゲルサツマイモが積極的に出してハナを切り、2番スターズテソーロ、15番ダノンカイザーと続き、軸馬7番イベリアは発馬で躓いて一瞬ヒヤッとしたが、即座に立て直し出して行く形から好位内目の4番手で1コーナーを回る。1000m通過62秒0のスロー寄りのミドルペース。向正面半ほどまでは淡々とした流れだったが、3コーナーから徐々にペースアップ。この段階で番手追走の2番スターズテソーロがズルズル後退。替わって軸馬7番イベリアがスムーズに加速し、勝負どころの4コーナーでは好位3番手で直線に向き、追い出しを開始。直線半ばまで前を行く各馬の手応えはほぼ互角。突き抜ける勢いこそなかったもののバテる感じもなく、しぶとく脚を使って坂上からジリジリと先頭へ踊り出る。最後まで脚いろが乱れることなく、4コーナー5番手からグイグイ伸びてきたエイシンレーザーの追撃をアタマ差凌いで1着でゴール。2着にエイシンレーザー、1/2馬身差3着に早め先頭から最後まで粘り込んだ1番サンライズローリエが入線。この結果により、「馬連7-12、2,040円&ワイド7-12、840円」のダブル的中。このレース、当初の情報伝達時にはいつも通り馬連のみの購入をオススメしていた。しかし、最終的にはサポートメールにて『この時期の弱メンバーの未勝利戦なだけに紛れる可能性を考慮し、馬連&ワイドの複合馬券に券種を変更しての勝負』と決断。馬連のみの勝負でも問題なかったわけだが、それはあくまで結果論。1/2馬身差3着粘った7番人気の1番サンライズローリエを対抗指名していなかっただけに、よもや取りこぼす可能性も十分だった。「ワイドをおさえていたことで見ていて安心できた」という声も少なくなかっただけにこれはこれでOK。絶対的な投票数が少ないローカル開催においては、急激なオッズ変動も少なからず発生するし、このレースにおいても朝の段階で馬連で15倍前後だったオッズが、最終的に20倍超えとなり、これならワイドをおさえるメリットは十分と判断。可能な限り発走直前まで馬券購入は待った方が無難という良い例。そのためもあってのサポートメールという点を十分にご理解いただきたい。

他にも土曜中京10R「インディアT」の3連複2,200円日曜福島6R「3歳未勝利」の馬連720円、さらに勝負鞍ではないものの土曜福島9R「雄国沼特別」の馬連2,080円日曜函館12R「渡島特別」の3連複1,920円など、手堅い的中ばかりではない結果を随所にお届けし、引き続き好調キープのまま弊社本来の的中ラッシュをお見せした週末となった次第。

7月も後半にさしかかり、いよいよ夏競馬も佳境に入っていく。今回斬った未勝利戦同様、今週末も3場の未勝利戦から最終レースまで全てがアスコットにとっては勝負鞍候補。再び思いもかけない提供があるかもしれない。しかしその際でも、もはや不安はないはず。さらに、開催最終週となる今週末は弊社において自信度激高の勝負鞍も準備万端。大団円で締めくくり次開催新潟・小倉・札幌に弾みを付ける所存なだけに、今週以降も全てを弊社アスコットシステムズにお任せいただきたい。結果は必ずお出しするつもりだ。どうか今週末を楽しみにお待ちいただきたい。