6/23 6/24 3回東京・3回阪神7日8日目・1回函館3日4日目

望外な好配当 ~日曜函館12R・津軽海峡特別〜

言うまでもないことだが、例外こそあれど、「宝塚記念」も朝一番の未勝利戦も馬券の控除率は基本的に一律25%だ。従ってどのレースを的中させたところで10倍は10倍。「宝塚記念」だから特別に12倍になるということはもちろん、ない。ならばより獲りやすいところで勝負する、それが馬券の鉄則。先週のハイライトは、「宝塚記念」発走の25分後、日曜日午後の函館最終レースとなった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館12R「津軽海峡特別」ダ1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に2番人気に支持された6番サトノプライムだった。

『好メンバー相手の準オープン2着からの降級となるサトノプライムが軸馬。前走後の調整も至極順調。まだ休養明け叩き3戦目で状態に関しては快調のひと言。寸分の狂いもなく仕上がっている。元々ポテンシャルの高さを評価されていた好素材で、実績面からもここに入れば頭ひとつ抜けた存在。今回は久々の小回り1700mとなるが、500万をこの条件で楽勝したようにコース替わりは不問。前走の走りからもようやく本格化を迎えた今現在、まず凡走は考えづらく、力対力の勝負で凌駕する可能性が高い。勝ちに行く競馬さえすれば、アッサリ突き抜けてくれるだろう』という見立て。

レースは1番人気に支持された12番サウスザスナイパーが好スタートから積極的に逃げて、3Fから順に36.8-49.5-62.2~レース上がり49.0-36.7という平均的な流れ。外から13番デブリンが2番手で追走し、以下、2番トリプライト、11番ウォーターバオバブ、9番キングラディウス、人気の一角3番パレスハングリーも同様の位置で好位集団を形成。スタートがあまり速くない軸馬6番サトノプライムだが、今回は互角の発馬から中団7番手ですんなり流れに乗る。前半は淡々と流れるも、向正面半ほどから軸馬6番サトノプライムが一気にマクリ、3コーナーの時点で先頭に躍り出て、そのまま4コーナーから直線へ。ハナを切って先導していた12番サウスザスナイパーを筆頭に先行各馬が早々に後退していくなか、先頭で直線を向いた軸馬6番サトノプライムの脚いろは全く鈍らない。早め先頭からそのまま押し切りを図るが、ワンテンポ遅らせて3コーナーからマクリ気味に外目を勢いよく上がってきた14番ウェスタールンドが先に抜け出した軸馬目がけて一気の強襲。ラスト100mを切ったあたりでアッサリ前を捕らえて14番ウェスタールンドが1着でゴール。軸馬6番サトノプライムは1馬身3/4差で2着。3着には軸馬の動きに合わせて同様に早めに押し上げた5番エンクエントロスが入線。この結果により、「馬連6-14、6,890円」の的中。軸馬6番サトノプライムは2着に敗れたとはいえ、3着5番エンクエントロスには2馬身1/2差というハッキリとしたもの。見ていて安心安全の的中劇。それにしても2番人気→6番人気の決着でこの配当は望外のひと言。前週同様、提供最後の勝負どころをキッチリと仕留めて大団円。もちろん、数多くの喜びの声を頂戴したことは言うまでもない。

他にも、週一発目の勝負となった土曜函館8R「3歳上500万下」では2番人気フランドルを軸馬に指名。「馬連1-2、930円&3連複1-2-4、2,230円」を大本線でダブル的中と、準パーフェクトだった前週のこの場でお伝えした通り、「波に乗ったら手がつけられなくなる弊社本来の姿」を体現した次第。

函館開催こそあれど、先週末をもって中央場所は一旦小休止。今週末からは開催も替わり、いよいよスタートする本格的な夏競馬。確かに出走馬の質は一枚落ちるが、冒頭に記した通り、基本的には控除率は同じ25%。そして、馬券の勝負どころはむしろこれまで以上に増える。特に弊社が最も得意としているダート戦においては、勝負どころを多数用意している。春競馬の勢いそのままに突き進む弊社予想部に引き続き多大なるご期待を頂きたい。