2回東京・3回京都3日・4日目・1回新潟1日・2日目

安心の万馬券的中 ~日曜京都10R 天皇賞(春)~

「プロの目で冷静に振り返る」が当コラムのコンセプトだが、今週に限っては「冷静になどなっていられない」というのが正直なところ。まずは、何はともあれこの言葉を贈らせていただく。『アスコットシステムズ会員の皆様、第139回 天皇賞(春) 馬連2-4、10200円の的中おめでとうございました』。
レース終了後の鳴り止まぬ電話。そして満杯に膨れ上がった受信メールボックス。レース終了後数時間以上を経過しているにもかかわらず、弊社内はエンドレスのお祭り騒ぎ状態が続いた。G1レース。しかもG1中のG1と言える「天皇賞」において万馬券的中をお届けすることができた。それがどれほどのことなのか、ということを弊社社員一同、身をもって実感している。会員の皆様、本当におめでとうございました。そして、過分なる賞賛のお言葉、ありがとうございました。
それでは、生涯忘れることがないであろうひと鞍。「天皇賞(春)」を回顧していこう。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは4番人気の4番アルナスラインだった。「ようやく完全復活を遂げたアルナスラインが軸馬。昨秋のアルゼンチン共和国杯では、ここで人気を集めているスクリーンヒーローに5キロ、ジャガーメイルに2キロのハンデ差を与えていたのだから真の実力はメンバー中トップクラス。意外にも重賞初制覇となった日経賞後、更に状態を上げてきている。菊花賞2着を持ち出すまでもなく長距離適性は十分だし、大トビの大型馬で京都外回りもベスト。今年のメンバーなら力対力の勝負で勝ち切れるはずだ」という見立て。
レースは大方の予想通りテイエムプリキュアがハナに立つ展開。しかしそれも束の間、一周目の4コーナーでホクトスルタンが交わして逃げ態勢に入る。ちょうど半分の1600m通過が1分37秒0。これはレコード決着となった06年より0秒7も速い流れ。しかも、1番人気アサクサキングス、2番人気スクリーンヒーローが3コーナーすぎから早目に動いていく展開。こうなると先行各馬は辛い。早仕掛けの1・2番人気馬を好位でジッと見据えていたのが軸馬アルナスライン。そしてもう一頭、好位のインで息を潜めるマイネルキッツだった。4コーナーを回り切って先頭に立つアサクサキングス。しかし、残り300m地点で脚が止まる。その外から並ぶ間もなく抜き去る軸馬アルナスライン。「楽勝!」弊社予想部の全員が叫ぶ。その刹那、インから松岡正海、渾身の追いに応えてマイネルキッツがグイグイ伸びてきた。アルナスライン鞍上の蛯名も内に馬体を寄せていって勝負根性を喚起するが、再びクビ差まで詰め寄ったところがゴール。勝ち切れなかった点だけは悔やまれるが、3着ドリームジャーニーには1馬身3/4の差をつけていたのだから全く危なげなし。「馬連2-4、10200円」という『安心の万馬券的中』となった。「意外なほどの距離適性を窺わせる」として、12番人気のマイネルキッツを対抗3点目に推した予想部の好判断が光る。
他にも土曜京都7R「3歳500万下」、同じく土曜京都10R「朱雀S」日曜東京12R「4歳上1000万下」など、連日に渡り、提供のほとんど全てを的中に導いた弊社予想部。絶好調を通り越して、もはや『確変状態』に突入した感さえ抱かせる。しかし、6週連続のG1クライマックスは始まったばかり。今週末以降も一切出し惜しみなし。獲れるところは全て、貪欲に獲りにいく所存。今週末の提供をなお一層のご期待のうえ、楽しみにお待ちいただきたい。