4回中山・4回阪神・4回新潟3日・4日目

展開を読み切った好配当的中 ~土曜中山10R 松戸特別~

変則3日間開催の中山メインは菊花賞トライアル「セントライト記念」だった。本番の出走権利をかけてフルゲート18頭が出走してきたこの一戦。レースはブレイクナインの逃げで1000m通過60秒9のスローペース。ヒカルマイステージ・ミッキーペトラあたりが続き、ダービー最先着馬ナカヤマフェスタは好位外目を追走。それと前後する位置のインを占めたのがセイクリッドバレー。1番人気アドマイヤメジャーはスタートで後手を引いたこともあり後方からのレースとなった。終始掛かり気味だったヒカルマイステージが4角先頭の形。それを目標に外からスーッと脚を伸ばすナカヤマフェスタ。更に馬群を割ってセイクリッドバレーが伸びる。終わってみればその時点で大勢は決していた。最後はフォゲッタブルとアドマイヤメジャーが追い込んできたが、展開的に3・4着が一杯。1着ナカヤマフェスタ、半馬身差で2着セイクリッドバレーの決着。この日のナカヤマフェスタは馬体重-6キロ。「ひと夏を越えての成長?」という論調もあるが、ステイゴールド産駒に関してはこれでOK。距離延長は全く問題ないので本番も十分チャンスあるはず。2着セイクリッドバレーは鞍上松岡の好騎乗あればこそ。距離はこのあたりが限界。3・4着馬にはもう少し器用さがほしい。ちなみに、弊社は4番人気のセイクリッドバレーを軸に据えて
「馬連11-17、2380円」を本線で的中
している。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山10R「松戸特別」3歳上1000万下・ダート1800m。ここで軸馬として期待したのは6番人気のダイバクフだった。「トーホウオルビスの逃げにエーピーレジェンドが絡んでいく。更に、重ハンデを背負っているオメガファルコンが早めに動く展開が読める。そうなればペース以上に先行勢は厳しい。ここは差し馬の浮上とみてダイバクフが軸馬。いかにも相手なりの走りだし、追わせるタイプだけにこの鞍上(岩田)はベストマッチの予感。ハンデ53キロなら狙って面白い存在だ」という見立て。

レースは大方の予想通りトーホウオルビスの逃げ。エーピーレジェンド・オメガファルコンが続き3Fから36秒7-49秒0-61秒3~上がり52秒1-38秒9という読みスジ通りのハイペースとなった。向正面に入ってもトーホウオルビスはペースを緩めず5馬身ほどのリードを取る。それを自力で潰しにいったのがオメガファルコンだった。直線を向いてアッサリ交わし先頭に立つオメガファルコン。そのまま脚いろ衰えずリードを広げていく。焦点は2着争い。懸命に粘るトーホウオルビスを、道中後方から2番手に待機していた軸馬ダイバクフがイン突進を決めて追う。最後の50mだけ外に出し、鞍上の豪快なアクションに応えてグイグイ伸びるダイバクフ。結果1着オメガファルコン。そこから2馬身半離されたとはいえダイバクフが2着を確保。更に1馬身1/4差で3着トーホウオルビスの順。この結果により「馬連6-13、4130円」の好配当的中となった。展開と流れを読み切った会心の的中鞍と言えよう。

他にも土曜10R「小千谷特別」、『イチオシの勝負鞍』として提供した日曜阪神9R「仲秋特別」、更に日曜中山7Rなど、随所で的中をお届けした弊社予想部。特に土曜10R「小千谷特別」では11番人気リルティングソングを、日曜中山7Rも11番人気グルーオンの提供で皆様から大反響をいただいた。変則3日間開催もいいリズムのまま乗り切ることができ、この勢いのまま今週末以降に突入していく所存。また、今週末は久々に重賞戦「オールカマー」にて勝負鞍提供を予定している。弊社においては年間数えても数鞍しかない「重賞勝負鞍」。それだけでもそれ相応の自信度での提供を予定していることは言うまでもない。いずれにせよ勝負どころが連続する今週末以降は楽しみにお待ちいただきたい。