弊社十八番のダブル的中劇　～土曜新潟9R・4歳上500万下〜

5週連続の東京G1シリーズも3戦を消化し、今週末の「オークス」→次週の「ダービー」と競馬の佳境中の佳境を迎える。「オークス」は桜花賞馬アーモンドアイが頭ひとつ抜け出した印象だが、「ダービー」は大本命が予想されたダノンプレミアムがまさかの出走回避。結果、7番人気のエポカドーロが皐月賞馬となった。次週の「ダービー」は前記の通り、一気に混戦模様に変貌したのはもちろんだが、桜花賞馬アーモンドアイ出走の「オークス」にしてみてもイメージほど一筋縄ではいかない。この時期の3歳馬の着差ほどアテにならないものはないのだから。ハッキリ言って1秒未満のタイム差なら展開＆流れ、あるいはレース中のちょっとした『出来事』で一変する。そのことはこれまでの歴史が物語る通り。「桜花賞」で言えば7着のレッドサクヤまで。「皐月賞」は7着のワグネリアンまでが1秒差未満だった。ここまでは自動的にＶ圏内と考えるべき。恐らく今週、各メディアは「牝馬は二冠確定的」といった類いの報道が占めてくるはず。しかし、そんなムードに流されていけない。前記の通り、何が起こるかわからないのがこの時期の3歳馬なのだから。信じていいのは、日々刻々と変わる状況の隅々にまで目を配る弊社のみ。チャンピオンコース・東京2400ｍに絶対の自信を持つアスコットシステムズにお任せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟9R「4歳上500万下」ダ1800ｍ。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは、断然の1番人気に支持された7番フュージョンロックだった。

『近走は4戦連続2着と勝ち切れないレースを続けているフュージョンロックだが、安定した先行力が持ち味の馬で多少絡まれても動じないレース振りから現級での地力上位は明らか。現級突破は相手ひとつの力関係であることは疑う余地なし。今年5戦目でそろそろ疲れが気になるところではあるが、この中間の動きからデキ落ちの印象は一切なく、今回もデキは高いレベルで安定。加えて想定段階では日曜京都の自己条件を予定していたが、こちらに出走してきたあたり、相手関係を踏まえて鉾先を変更した可能性が高く、勝ちを意識した印象がアリアリ。さすがに陣営もそろそろ現級は勝ち上がって休養させたいところ。押し切り濃厚とみて軸馬に推す』という見立て。

全馬互角のスタートから積極的にハナを切ったのは最内枠の1番マイネルネッツ。軸馬7番フュージョンロックも相手の出方次第でハナを切っても不思議ない発馬を決めて並びかけるが、最内の1番マイネルネッツが枠順の差で引かなかったことから、無理なくこれに行かせて2番手をガッチリキープ。その後ろの11番コウエイパラノマチ、3番フラッグアドミラル、6番クライフォーローズ、さらに5番ジョースターライト、15番クインズマラクータと意識的に前目のポジションを取りに行く馬も多く、ほぼ差がなくこれら7頭が先行集団を形成。さすがに道中で緩むことなく1000m通過61秒1のミドルペースで息の入れづらい流れ。中団追走の8番エイシンナセルと後方待機の13番ウォーターシャウトの2頭が3コーナー手前から徐々に動きだし、ジンワリとポジションを押し上げる。勝負どころの4コーナーから直線、先行各馬の手応えが怪しくなるなか、終始番手でタイミングを計っていた軸馬7番フュージョンロックが抜け出し、型通り先頭に立つ。この動きに合わせて5番ジョースターライト、15番クインズマラクータの2頭が追いすがるがその差は詰まらず、ジリジリと広がる一方。ここに4コーナーでは4番手までポジションを押し上げていた8番エイシンナセルが外から猛追。早め先頭から最後まで押し切りそうな勢いだった軸馬7番フュージョンロックだが、さすがにゴール前は脚いろが鈍り、8番エイシンナセルの1馬身差2着まで。さらに1馬身1/2差の3着に後方から脚を伸ばした13番ウォーターシャウトが入った。この結果により、「馬連7-8、1,010円」＆「ワイド7-13、290円」のダブル的中。6番人気ー1番人気の決着でこの配当は少々物足りないが、断然の人気馬から入った割に4ケタ配当。意外にも『おいしかった』という声を数多く頂戴した的中鞍。このあたりの配当をコンスタントにお届けすることが弊社の真骨頂と言えよう。

他にも土曜東京8Ｒ「4歳上500万下」では直前まで2番人気に支持されていたリアリストがまさかの出走回避。一気に旨味がなくなったが、「馬連12-13、380円」を一点目の大本線で。更に日曜京都8Ｒ「4歳上500万下」の「馬連9-11、300円」＆「3連複9-11-12、340円」のダブル的中を、これまた一点目の大本線で手堅く的中している。終わってみれば勝負鞍における的中率75％を達成。今週末からの大一番「オークス」「ダービー」へ向けて強烈な追い風を自らの手で引き寄せ、もはや「向かうところ敵なし」状態。2回東京・3回京都開催も残すところあと2週だが、微かな不安さえ見出せない。まさに大船に乗った気持ちで今週末をお待ちいただきたい。言うまでもなく、この開催も獲って獲って獲り尽くす所存だ。