3回中山・2回阪神7日・8日目・1回福島3日・4日目

ここから快進撃が始まる ~日曜阪神9R はなみずき賞~

まず今週取り上げるのは日曜阪神9R「はなみずき賞」。3歳500万下の芝1800m、15頭立て。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の5番ベルクハイル。「前走フリージア賞でクビ差2着と惜敗したベルクハイルだが、これは使っている馬と休んでいた馬の差が叩き合いで出たまで。文字通り勝ちに等しい走りだった。あの一戦を叩いて確実にデキは上向いているし、初勝利を飾った阪神へのコース替わりも強調材料。好位から早めに抜け出して粘り込む」という見立て。レースはスタートを決めたオースミスパークがスンナリとハナを切る展開。半マイル通過48秒0-1000m通過59秒7という外回り1800mお決まりのスローペース。軸馬ベルクハイルは予想通り好位5・6番手を追走していく。4コーナーから直線、楽なペースで行っているオースミスパークの逃げ脚は衰える素振りもない。外に持ち出して懸命に追ったベルクハイルだが、この展開では2着確保が一杯一杯。オースミスパークには2馬身半の遅れをとってしまった。「馬連5-13、800円」の本線的中。物足りない配当には違いないが、1番人気⇔3番人気の組み合わせということを考えると仕方のないところ。惜しむらくは3着にマイネルスターリーが届いていれば3連複とのダブル的中となったのだが…。悔しいクビ差ではあった。まぁ、この世界で「タラレバ」を言っても愚痴になるだけ。これもまた競馬と納得するしかない。
さて、本来なら他に的中があってもあえて一鞍しか斬ることのないこのコラムだが、今週は弊社のとって非常にレアな的中があったので特別にもう一鞍、俎上に上げさせていただく。その一鞍とは、会員の皆様なら恐らくすでにお察しの通り「皐月賞」。戦前から大混戦が予想されていたこの一戦で、弊社予想が軸馬としたのは6番人気の1番タケミカヅチだった。「デビュー以来初めて渾身の仕上げで出走してくるタケミカヅチが軸馬。これまで7戦は常に余裕を残した仕上げで出走。その状態でも共同通信杯がショウナンアルバの半馬身差2着。弥生賞がマイネルチャールズの1馬身差3着と、世代屈指の強豪と小差の走り。そこにこの馬のポテンシャルの高さを感じる。この中間はかつてないハードな調教で強い負荷をかけられており、いい意味で後のない仕上げが施されている。これまでの詰めが甘い印象のレースぶりはあくまでも見せかけだけ。キッチリと体を絞って臨むこの大一番で真の実力を発揮してくれるはず。どこを通っても同じ状態の馬場なら、コースロスのない1枠1番は文句なしの絶好枠。前走同様、好位からの競馬で大混戦を断つ」という見立て。このレースの中身をクドクド書く必要はあるまい。とりあえず弊社内では残り200mから「ヨシトミ、ヨシトミ」の大絶叫。ゴールインの瞬間は大げさではなく床が抜けることを心配したほど。『自信あり』と事前にお伝えしていた「皐月賞」。何はともあれ的中という結果を出すことができた。今年のGⅠでの提供は「フェブラリーS」「高松宮記念」と惜しいところで取り逃がしてきただけに、会員の皆様の喜びも倍増したことと推察する。とはいえ弊社にしてみても対抗の最後の一頭キャプテントゥーレで決着するとは少々「出来すぎ」の感だが、誰が何と言おうと「馬連1-6、10260円&ワイド1-9、940円」のダブル的中は嘘偽りなし。平均的中配当が20倍前後の弊社は馬連が提供の9割を占めることからも、恥ずかしながら非常にレアな「万馬券的中」。それだけに会員の皆様からも数多くの喜びの声をいただいた。正直なところ当方の声も応対でガラガラなのだが、無論それは嬉しい痛み。何度でも体験したいものだ。週単位で言えば勝負どころであと1本、的中させたい週が続いているが、他でもないGⅠ「皐月賞」の万馬券的中となれば、開催替わりとなる今週末以降に大きな弾みとなったことは言うまでもないところ。ゴール前に声が出てしまうような的中劇を今週以降もお届けする所存である。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。