2回福島・3回阪神・1回函館7日・8日目

予告通り2週連続的中ラッシュ! ~日曜函館7R 3歳上500万下~

7番人気ミヤビランベリ→11番人気ミストラルクルーズ→3番人気マイネルキッツで決まった「七夕賞」。「馬連21570円、馬単43580円、3連単357690円」という払い戻しから受ける印象は大波乱。無論その通りなのだが、あくまでもそれは配当面だけの話。レース自体の中身は例年以上に濃いものだった。ミヤビランベリの逃げは前半1000m60秒3~後半1000m59秒5という若干遅い程度のペース。驚くのは1ハロン毎のラップタイムで、最速11秒3~最遅12秒5の間に収まっている。言ってみれば『完璧な逃げペース』だ。能力の足りない馬がこれをやると全く勝負にならず最後は止まってしまう。これで残れるのはある一定レベル以上の能力がある証拠。ハッキリ言えるのは「今回のミヤビランベリは決して展開に恵まれて勝ったのではない」ということ。次走以降も甘く見てはいけない。休み明けを克服して2着に差してきたミストラルクルーズ、馬場荒れのインに突っ込んでハナ差3着のマイネルキッツ。この2頭からも今後目が離せない。
それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館7R「3歳上500万下」ダート1700m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは3番人気の10番ヤマビコ。「走り頃の休み明け3戦目となるヤマビコが軸馬。昨年のこの函館で現級の1700mダートを鮮やかに差し切っている馬。その後1000万ではやや頭打ちの成績が続き、待望の降級戦となった前走は芝の2600m。結果8着も参考外の一戦としていい。今回は得意のダート、しかも牝馬限定戦。そのうえ先行型が多く展開も理想的。直線突き抜けてくるはずだ」という見立て。
レースは3番人気ヤマノボンディールが逃げる展開。しかし、先行・好位勢ゴッタの追走で半マイル通過48秒5という速い流れになった。この流れを読み切っていた横山典=ヤマビコは悠然と最後方からレースを進める。3コーナーすぎから2番人気トーセントップランがマクリ上げていく。しかし、ヤマビコは動かない。4コーナーを回る時点でも後ろには1頭いるだけ。函館の短い直線だけに予想部にも一瞬嫌なムードが漂ったのだが、大外に持ち出されてからの脚はそれこそケタが違っていた。マクリ切って先頭に立ったトーセントップランをすれ違い様に交わし、最後は楽々と2馬身弱の差をつけて1着ゴール。胸のすくような逆転劇で「単勝10番、550円。馬連5-10、960円」のダブル的中を果たした。常々言っているように「ムダ券」なしの単勝で5倍つけば御の字。馬連にしても一点目の大本線的中ということで、一部の会員の方はこの一鞍だけで相当なプラス収支を計上したようだ。『道中はどうなるかと思ったけど、終わってみれば一番アツイところだった。この的中は気持ちいいねぇ』という声が代表的なもので、弊社の送受信専用パソコンの受信メールボックスは満杯となった。
他にも土曜阪神7R、日曜函館7Rなど、予告通り今週も的中ラッシュを現実のものとした弊社予想部。先週末最後の提供となった阪神7Rは購入法のミスで取りこぼしてしまい、先週からの連勝は「6」でストップしてしまったが、人気に関係なく連対率100%の軸馬選定はお見事のひとこと。当欄に付きものの『苦言』は今週も封印させていただく。開催の後半戦を文字通り『確変状態』で打ち上げた弊社アスコットシステムズ。しかし、稼ぎどころの夏場ローカルはまだまだこれからが佳境。今週末以降も遠慮なく獲りにいく所存。なお一層のご期待をお寄せいただきたい。