2回福島・3回阪神・1回函館5日・6日目

安心のダブル的中 ~日曜函館10R・3歳上500万下~

『福島向きではないが絶対能力の違いで押し切れる』、そんなタイプの馬が毎年人気を集める「ラジオNIKKEI賞」。そして、それらの馬はほぼ例外なく裏切ってきた。今年1番人気となったトゥザグローリーがまさにそれ。キングカメハメハ×トゥザヴィクトリーという超良血。大スケールを感じさせる走りで、確かに素質は抜けていた(かもしれない)。しかし、どこをどう見ても福島が向くタイプではない。結果は0秒2差5着。向正面に入るやいなやガツンと掛かり後方集団から突如の大マクリ。さすがにこれは早すぎ。並みの馬なら大差の16着確定という感じ。このタイム差&着順はむしろ能力の証明、ではある。このレースがハンデ戦となって今年で5年目だが、またしても1番人気馬は消えた。コース適性を最重視すべき重賞ということの表れであろう。ちなみにこのレース、弊社は「馬連8-14、1830円」を一点目の大本線で的中している。3番人気-2番人気の組み合わせでこの好配当。弊社と会員の方々にとってトゥザグローリーは最上級の『お客様』となってくれた。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜函館10R「3歳上500万下」ダート1700m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった9番テルミーホワイだった。
『芝では味のないレースをするテルミーホワイだが、ダートに戻れば話は別。メンバーの揃っていた前々走で3着。古馬混合とはいえ、メンバー比較ではむしろ上位の存在だ。福島1700mダートを勝ち上がった馬で、今回の条件は間違いなく合うタイプ。ここは積極策から早目めに動いて押し切ってくる』という見立て。
レースは6番カネスフォルテが大きく逃げる展開。3Fから35.7-48.3-61.4~上がり52.0-38.6という、このクラスでは超のつくハイペース。軸馬テルミーホワイは大きく離れた2番手で、実質ハナに立っているような絶好の位置取り。逃げた馬だけ超ハイペースで、2番手以下の馬にとっては普通の流れという感じ。3コーナーをすぎるとカネスフォルテは急失速。自然とテルミーホワイが先頭に立つ。そこからは全く危なげなし。直線に入ってもセーフティーリードを保ったまま2馬身差をつけて1着ゴール。焦点は2着争い。道中3番手から伸びる3番人気の11番アイソトープに、中位から6番人気の8番マイネルアベニールが迫る。弊社と会員の方々にとっては「どちらでも当たり」なのだが、配当は段違い。しかし、結果はアイソトープがクビ差2着を死守。残念ながら『安い方』にはなったが「馬連9-11、650円&馬単9→11、1060円」のダブル的中。この世界、当たって文句を言ってはいけない。上々の首尾となった。

他にも土曜函館7R「3歳上500万下」馬連580円日曜函館8R「洞爺湖特別」馬連1470円。そして冒頭の「ラジオNIKKEI賞」など、先週末も随所で的中をお届けすることができた。会員の方々から寄せられるメールなどからも『稼ぎどころのローカル開催』ということがご実感いただけている様子。しかし、アスコットのローカル開催はこんなものではない。いや、この程度で満足されてはむしろ困る。本当の勝負どころは最終週となる今週末以降に控えている。なお一層のご期待のうえ、楽しみにお待ちいただきたい。