2回新潟・1回小倉・2回函館7日・8日目

的中確信のひと鞍 ~日曜小倉10R・宮崎S~

3Fから順に36秒2-48秒2-59秒7~上がり44秒7-33秒2。一見では「天皇賞(春)?」と勘違いするほどの超スローペースになった「関屋記念」。よほどの力不足か、あるいはデキのない馬なら話は別。しかし、ある程度の能力とデキがある逃げ馬なら押し切って当たり前、という流れ。G1「朝日杯FS」2着という実績があり、休み明けながら丹念に乗り込まれてきたレッツゴーキリシマなら逃げ切って何の不思議もない。恐らく次走は「京成杯AH」あたりだが、そこでもう一度見てみたい馬だ。流れを考えると後方から差してきた2着セイクリッドバレー、3着リザーブカード、4着テイエムアタックの方が価値あり。特にセイクリッドバレーの安定感は凄い。この脚質でここまで崩れのない馬というのも珍しい。ちなみにこのレース、弊社は10番人気のリザーブカードを軸馬に据え「ワイド9-17、1260円を的中している。また、世代最初の重賞となる「函館2歳S」は2番人気マジカルポケット、1番人気マイネショコラーデの順当決着。強調するほどの配当でもないが、このレースも「馬連1-7、620円を弊社は本線で的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉10R「宮崎S」3歳上1600万下・ダート1700m。このレースで弊社予想部が軸馬に期待したのは2番人気となった13番ゴールデンチケット
『本日一番の勝負鞍。1月以来の休み明けになるゴールデンチケットだが、準オープンではまるで比較にならないほどの格上馬。そのことは近3走のレース名と勝ち馬で一目瞭然。エスポワールシチー・サクセスブロッケン・ヴァーミリアンというバリバリのG1ウイナーに1秒も離されていないのだから、低く見積もってもG3級の能力が確かにある馬だ。それほどの実力馬が準オープンに降級してくるのだから逆らってはいけない。ここは断然の軸馬として絶大の信頼を寄せる』という見立て。
レースは9番スーサンライダーの逃げで3Fから36.4-48.8-60.9~上がり48.9-36.7の平均ペース。10番コウジンアルスが続き、軸馬ゴールデンチケットは絶好位3番手という位置取り。定石通り3コーナーすぎから徐々に前との差を詰めていき、直線に入り満を持して先頭に立った。いわゆる完全な勝ちパターンだが、ただ一頭だけついてきたのが1番人気に推されていた1番インバルコ。道中はゴールデンチケットだけを見ながら4番手で『直マーク』。ゴールデンの抜け出しを待って鞍上ホワイト鬼神の追い。最後は追う者の強みでクビ差交わした。展開のアヤと休み明けの分惜敗のゴールデンチケットだが、3着に差してきた12番ディアプリンシパルとの差は何と6馬身。力の違いを存分に見せつける走りだった。この結果により「馬連1-13、350円の的中。恐縮するほどの低配当だが、『本日一番の勝負鞍』による一点目の大本線的中ということで、最低限の責務は果たした形。また他にも日曜函館8R「噴火湾特別」では「3連複5-7-11、2890円を的中。弊社予想部による対抗馬選択の妙を見せつけた。ただし、ここでひとつ苦言を呈しておく。以前にも指摘したことだが、的中が片方の曜日に偏る傾向がある。先週末に関して言えば日曜日ということだが、会員の方々が一番望んでいるのは「連日に渡る的確な的中」ということ。それを常に心掛けてもらいたい。
稼ぎどころのローカル開催も折り返し点を通過。今週末からは勝負の3回新潟、2回小倉、そして1回札幌開催が開幕する。収穫の秋を迎えるためにも、弊社はこの開催に全力を注ぐ所存。先手必勝となる今週末の提供に、まずはご期待いただきたい。