Ｇ1の舞台は勝負の東京へ　～土曜京都12Ｒ・3歳上1000万下～

Ｇ1の舞台は京都から東京へ。まずは伝統の一戦「天皇賞・秋」を迎える。最近のこのレースとしてはちょっと記憶にないほどの多彩な組み合わせ。最も興味深いのは『超ハイレベル』という評価が定着した3歳世代の挑戦。中でも注目は「毎日王冠」で無傷の連勝を5に伸ばしたカレンブラックヒル。初の1800ｍを難なく克服し、今回はまた未知の2000ｍに挑む。100％大丈夫と言い切れない部分はあるが、内枠を引ければ当然Ｖ候補の一頭。これにクビ差まで肉薄したジャスタウェイも目を離せない。更に「ダービー」でハナ差2着に泣いたフェノーメノが参戦してくる。「セントライト記念」を完勝し、大得意の東京で悲願のＧ1取りに挑む。これらに対する古馬陣も強力な布陣。まずはここから始動のルーラーシップ。客観的に考えてその実力はオルフェーヴルに次ぎ現役ナンバー2。易々と3歳勢に突破を許すとは思えない。驚異的なレコードで昨年の当レースを制したトーセンジョーダン。それに僅差2着のダークシャドウも健在。更にエイシンフラッシュ・トゥザグローリー・トランスワープ・ナカヤマナイト……など、豪華メンバーが顔を揃え、馬券的にも妙味十分。この難解な一戦を弊社アスコットがどう紐解くのか。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都12Ｒ「3歳上1000万下」ダート1900ｍ。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった1番ポップアイコンだった。

『ダート【2・2・1・0】と一度も崩れたことのないポップアイコンが軸馬。ダートならコースは全く不問だし、展開面に注文もつかない。1700ｍ～2000ｍで前記の成績だから、初距離ながら1900ｍにも何ら不安はない。特別→平場でメンバー構成一枚落ちのここはキッチリと決めてくれるはずだ』という見立て。

積極的にハナを切ったのは12番ディアビリーヴ。7番テツキセキ、６番ローレルレガリスと続き、この距離としては緩みのない流れ。軸馬ポップアイコンは好位のインを占め、それをマークする形で直後に2番人気の13番エーシンバリントンと3番ハイランドジャガー。先行した3頭は3コーナーすぎに早々と失速、後退していく。仕方なく4コーナー手前で先頭に立ったのがポップアイコン。これは誤算だった。直線に入っても地力の違いで粘りに粘ったポップアイコンだが、やはり先頭に立つのが早すぎた。最後は追う者の強み、ハイランドジャガーが3/4馬身抜き去って1着ゴール。それでもポップアイコンは2着を死守。更に3/4馬身差で3着には2番ウインベルカントが差し込んできた。この結果により「馬連1－3、1080円」の的中。終始「外れる気のしない」内容の的中鞍であった。

他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした土曜京都6Ｒ「馬連330円＆馬単700円」のダブル的中など、随所で好調ぶりを示した予想部。不安の欠片もないまま、秋競馬の佳境を突き進んでいく。4回東京・京都開催の最終週となる今週末も勝負鞍候補目白押し。連戦連勝で開催を打ち上げる所存。これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。