平場戦こそ馬券の宝庫 ～日曜東京8Ｒ・3歳上500万下～

言うまでもないことだが、「宝塚記念」も朝一番の未勝利戦も馬券の控除率は一律25％だ。従ってどのレースを的中させたところで10倍は10倍。「宝塚記念」だから特別に12倍になるということはもちろん、ない。ならばより獲りやすいところで勝負する、それが馬券の鉄則。先週のハイライトは、「宝塚記念」の2時間前、日曜日午後の平場戦となった。

今週斬るのはそのひと鞍。日曜東京8Ｒ「3歳上500万下」芝2000ｍ。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった1番ディオベルタだった。

『前走は牡馬ダノンジェラートに遅れをとったが、相手はこのクラスにいる馬でなく先々はオープンまで見込める素質馬。それだけにコンマ2秒差の2着は勝ちに等しい内容。牝馬限定戦となる今回、前走程度走ればまず勝ち負けだろう』という見立て。

レースはボディーダンシングが好スタートからハナへ。その後ろの番手争いでトーセンアルニカ、ディオベルタ、セミニョン、アナンジョパスが一団。向こう正面でようやく流れが落ち着き、3コーナーを回っても隊列は変わらず、スローペースのまま直線へ。軸馬ディオベルタはスローペースだっただけに多少折り合いを欠く競馬で鞍上もなだめるのに必至。直線も内々で囲まれて動けなかったが、前があいた直線なかばからようやくスパート。スローの上がり勝負だっただけに前も止まらず、スムーズな競馬で先に抜け出した6番人気の3歳馬トーセンアルニカに遅れをとって２着惜敗だが、この結果により「馬連1－6、1140円」の的中を難なくゲット。弊社が得意の人気馬から人気薄への組み合わせによる的中劇。配当はともかく、この週イチ押しの勝負鞍だっただけに自他共に認める的中劇だったと言えよう。

無論的中はこの１鞍だけではない。土曜函館7Ｒ・3歳上500万下、阪神7Ｒ・3歳上500万下とこちらも弊社の稼ぎどころでもある平場戦での的中。そのうえ大本線での的中と内容は全く危なげなし。確実な的中を生命線とする弊社にとってみれば、この２鞍も決して見逃すことはできなかった。

今週末からいよいよスタートする夏競馬。確かに出走馬の質は一枚落ちるが、一番最初に記した通り控除率は同じ25％。そして、馬券の勝負どころはむしろこれまで以上に増える。特に弊社が最も得意としているダート戦においては、勝負どころを多数用意している。春競馬の勢いそのままに突き進む弊社予想部に引き続き多大なるご期待を頂きたい。