7/1 7/2 2回福島・3回中京1日2日目・1回函館5日6日目

流れを掴んだ的中鞍 ~土曜福島10R・猪苗代特別~

3歳ハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」で重賞初制覇を果たしたセダブリランテス。自分の競馬に徹したウインガナドルがすんなりハナを切ったが、先行馬多数も手頃な頭数に落ち着いたことで前半3ハロン35秒3という、大方予想通り淡々としたミドルペースとなったこのレース。1着、2着馬がそれぞれ4コーナー2番手、1番手という結果からも、当然、差し、追い込み馬には厳しい流れとなったが、そのペースを4コーナー11番手から追い込んできた3着ロードリベラルの内容は濃い。着差はクビ+クビ差だから、勝ち馬と同等の評価は必要だろう。3着ロードリベラルまで秋の展望が開けたと言って良さそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜福島10R「猪苗代特別」ダ1700m。最終的に軸馬として期待したのは1番人気に支持された4番クラシコだった。

『1000万昇級後の前2戦、かなりの好メンバー相手に2・3着と力走したクラシコ。地力を評価して中心はこの馬。前2走共に1番人気に支持されていただけに、好走しているとはいえ物足りなさは残すものの、2走前は休養明けだったし、前走は疲れが抜けきらず1週スライドさせての臨戦でデキがなかったことが敗因。一戦一戦全力で走るタイプなだけに間隔をあけてきた今回は文字通り絶好のリフレッシュになったはず。また、6月中旬から入念に併せ馬を消化して仕上がりも文句なし。ここは地力の違いに期待したい』という見立て。

レースは互角のスタートから押して先団に取り付いた軸馬4番クラシコが枠順の差から自然体でハナに立ち、先導する展開。10番トゥルーウインドが楽に2番手を確保し、以下、5番シーリーヴェール、14番ティンバレス、15番レッツゴースター、6番スケロクと続き、このあたりが好位集団を形成。向正面で隊列は決まり、1000m通過62秒1の淡々としたミドルペース。3角で10番トゥルーウインドが一旦は早めに軸馬4番クラシコに並びかけ先頭に立ったが、軸馬4番クラシコも引くことなく、この2頭で後続の好位勢を引き離しにかかる。直線半ばまで2頭で競り合っていたが、終始マークしていた側とマークされる側の差か、ラスト100mで10番トゥルーウインドがジリジリと差を広げにかかり、最後は1馬身3/4差をつけて1着でゴール。後方からマクリ気味に上がってきた11番ディアコンチェルトが、最後に急追してきたが、追撃をクビ差凌いで軸馬4番クラシコが2着を確保。この結果により、「馬連4-10、1,290円」の的中。配当はどうであれ、弊社にとっての稼ぎどころでもある本格的な夏のローカル開催初日にきっちりと的中をお届けできたことは、今後流れに乗る意味でも価値は高いと自負している。

土曜日の一発目こそ完全な軸馬選定ミスで的中をお届けできなかったが、今週斬った土曜福島10R「猪苗代特別」を皮切りに日曜函館8R「3歳上500万下」&日曜福島8R「3歳上500万下」など、週のキモとなる日曜日を的中連鎖で締めくくった先週末。難解と言われる開催替わりの開幕週でマズマズのスタートを切った形だが、特に今週末は福島競馬場にて「七夕賞」が、そして中京競馬場では「プロキオンS」が施行される。こういった注目度の低い重賞が組まれている、そんな週こそ弊社の「馬券力」の見せどころ。通常勝負鞍はもちろんのこと、重賞でもガッチリと稼いでいただく所存である。引き続き、今週末の提供にご期待いただきたい。