5/26 5/27 2回東京・3回京都11日12日目

土日連続のダブル的中劇 ~日曜東京6R・3歳500万下〜

今週末のメインは春の東京G1シリーズ、そのファイナルとなる「安田記念」。昨年の「マイルCS」の覇者でマイルG1連勝を狙うペルシアンナイト以下、多士済々のメンバーが顔を揃えそうだ。中でも一番の注目は「天皇賞(春)」には目もくれず、マイル路線を選んだ「大阪杯」でG1制覇を果たしたスワーヴリチャードであろう。今年は年明け初戦&先を見据えた前哨戦という位置づけだった「金鯱賞」を完勝し、前走「大阪杯」も連勝。その「大阪杯」ではここでも人気の一角を形成するであろうペルシアンナイト相手に快勝してみせた。「共同通信杯」と「アルゼンチン共和国杯」を勝ち、「日本ダービー」でも2着の東京なら距離マイルでも主役は譲らない構えだ。海外組を含めこの路線の顔役が揃う中、異彩を放っているのが3歳馬タワーオブロンドンの挑戦。世代レベルを計る意味でも同馬の走りからは目が離せない。波乱決着となった「日本ダービー」が終わっても馬券的な意味の勝負どころは尽きない。「まだまだお楽しみはこれから」なのだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京6R「3歳500万下」芝1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された18番アルーシャだった。

『未勝利勝ち以降、「クイーンC」3着、500万でも牡馬相手に3着と力走しているアルーシャが軸馬。重賞だった2走前の内容からすると自己条件の前走3着は物足りない結果ではあるが、前2走はいずれも前半で引っ掛かり、行きたがるのをなだめながらの追走で最後のひと伸びを欠いての着順。それでいて大崩れしないあたりが地力の証だろう。敗因は明確だし距離短縮は間違いなくプラス材料。この距離なら周りも速い馬が多く、折り合いも付けやすいはずで、持ち前のスピード能力をフルに発揮できる公算大。牡馬相手でも500万では能力的に頭ひとつ抜けた存在と断言できる。条件好転のここはアッサリと決めてくれるはずだ』という見立て。

前々でしぶとさを活かしたい面々が揃った組み合わせで、レースは好スタートを切った10番ナンゴクアイネット以下、5番キラキラオーラ、13番ムーンチャイム、7番エスターテ、さらに3番デルマミモザ、15番プラジュニャーなどなど、先団はごった返して一団でレースを進める。スタートで若干出遅れた軸馬18番アルーシャだが、大外枠だっただけに揉まれることもなく、慌てず騒がず出たなりの10番手でレースを進める。ただ、途中から行きたがるそぶりを見せたアルーシャを無理におさえることなく、馬の行く気に任せて向正面半ほどから徐々にポジションを押し上げ、3コーナーでは外目の2番手まで一気に浮上。さらに4コーナーでは早め先頭で直線へ。途中から動いて行った軸馬18番アルーシャだが、前記の通り、決して無理をして上がって行ったわけではなく、直線へ向いても他馬との手応えの差は歴然。早め先頭から追い出すと後続をジリジリと突き放し、最後は2馬身1/2差を付けて完勝。2着には軸馬の動きに合わせて中団から早め好位に押し上げてしぶとく粘った16番アンリミットが入り、以下14番レッドシャーロット、13番ムーンチャイムという順。この結果により、「馬連16-18、800円」&「ワイド14-18、360円」のダブル的中。比較的地味めの配当とはなったが、1番人気→4番人気ならばこの配当も納得のところ。『折り返しの日曜一発目の勝負で気持ち良く獲らせてもらった』という声が多数寄せられたひと鞍だった。

他にも土曜東京10R「葉山特別」でも「馬連2-4、560円」&「3連複2-4-9、630円」を手堅く的中と、勝負どころを土日共にダブルで、的確に仕留めてみせた予想部。『安全・安心のアスコット』を地で行く結果となった。

冒頭でも触れた通り、馬券的な勝負どころは今週末以降も途切れることなくやってくる。ゆめゆめ気を緩めるようなことなどなきよう、切にお願いしておく。まずは今週末を楽しみにお待ちいただきたい。