10/5 10/6 4回東京・4回京都・3回新潟1日2日目

~安心安全のダブル的中劇 土曜東京6R・3歳以上1勝クラス~

今週末から3週連続で行われるG1戦。その後1週挟んで年末まで8週連続のG1戦が予定されている。秋の『G1クライマックス』がいよいよ幕を開ける。その一番手となるのが今週末に施行される3歳牝馬三冠最終戦「秋華賞」。主役を張るのは、トライアルの「ローズS」で着差以上に危なげのない完勝を収めたダノンファンタジー。今春は「桜花賞」4着、「オークス」5着とG1では今ひとつ弾けていないが、条件問わず常にトップレベルの走りで崩れ知らず。2歳女王の名にかけてクラシック最後の一冠は是が非でもタイトルが欲しいところだろう。実績から言えば「桜花賞」&「オークス」でいずれも3着入線のクロノジェネシス、同様に王道路線を歩んでトライアルの「ローズS」で前記ダノンファンタジーにクビ差2着に力走したビーチサンバ、そして「オークス」でクビ差2着惜敗のカレンブーケドールあたりが続く評価か。ただし、今年の3歳牝馬路線は桜花賞馬が前年末の「朝日杯FS」4着から久々のローテ、オークス馬も「忘れな草賞」勝ちからの臨戦での勝利。いずれも王道路線ではなかったという結果があり、しかも今年はそれら桜花賞馬&オークス馬の2頭が不在。波乱の目も十分考慮すべき。春の「フラワーC」をスピードで圧倒したコントラチェックを筆頭に、トライアルの「紫苑S」でカレンブーケドールに先着したパッシングスルー&フェアリーポルカ、さらに古馬相手の2勝クラスを勝ち上がってきたエスポワール、サトノダムゼル、ブランノワールなど、新勢力の台頭も十分。当然、この「秋華賞」も弊社は勝負鞍候補として視野に入れている。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京6R「3歳以上1勝クラス」ダ1400m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された6番グランソヴァールだった。

『中間~最終追いと、ようやく本来の動きが戻ってきたグランソヴァールが軸馬。ここまで芝でかなり骨っぽい相手に僅差の勝負をしていた脚力の持ち主。今回は久々のダートとなるが、未処理勝ちがこの舞台だったように、条件替わりはむしろプラス材料。加えて、この程度のメンバーならば見下ろしの力関係だ。1400mまでならコース&芝・ダート不問。条件替わりのここはまず勝ち負けになるだろう』という見立て。

レースはほぼ全馬互角のスタートを切り、横並びで主導権争い。最終的に最内枠から1番ランスマンが押してハナを主張する形で先導。10番スマイルプリティ、11番キタノユウキが外目の2・3番手。4番手に2番エリープラネット、5番手に4番アイムソーグレイト。2番人気に支持された13番パイロテクニクスもこのあたり。それら行きたい馬に行かせて、という感じで離れた中団につけたのが軸馬6番グランソヴァール。前半3ハロン通過35秒0の息の入りづらいハイペース。4コーナーから直線、ハナを切っていた1番ランスマンに持ったまま馬なりで並びかける11番キタノユウキが追い出されると一瞬で先頭に立つ。これに外から13番パイロテクニクス、9番ロジギムレット、さらに軸馬6番グランソヴァールが差し脚を伸ばして追い比べに。早め先頭から押し切りを図った11番キタノユウキもしぶとく粘るが、脚色の差は歴然。追い比べの中から楽に軸馬6番グランソヴァールが抜け出し、最後は後続を突き放して1着でフィニッシュ。1馬身1/4差の2着に13番パイロテクニクス。更にアタマ差3着には粘った11番キタノユウキが入線。この結果により「馬連6-13、660円&3連複6-11-13、1,510円」のダブル的中。比較的能力通りの決着だっただけに配当面こそ物足りないが、軸馬完勝はもとより、掲示板を全て対抗馬で独占したように見ていて安心安全の弊社十八番のダブル的中劇となった次第。

開催替わりで週最初の提供となった上記レースで絶好のスタートを切った予想部。もはやお馴染みとなった『的中連鎖』を予感させたが、正直なところその後の結果は今ひとつ。週ラストの提供となった新潟12R「菅名岳特別」こそワイド的中をサポートメールを駆使してお届けしたものの、まさかの対抗抜け。勝負鞍における軸馬は3勝をマークしながらも2鞍で対抗抜けを喰らったため、肝心要の馬連的中は今回斬った土曜東京6Rのひと鞍のみ。前開催中山・阪神開催が全勝スタートであまりにも鮮やかすぎただけに、若干のトーンダウンという印象は否めないところ。しかし、全体的な予想の方向性はいささかもブレてはいないし、ちょっとした修正ですぐに好調の歯車は噛み合うはず。それだけに、開催2週目となる今週末の反転攻勢は火を見るよりも明らか。会員の方々には、的中に継ぐ的中を目論む今週末を楽しみにお待ちいただきたい。