1/5 1/6 1回中山・1回京都1日2日目

開幕週から準パーフェクトの好スタート ~月曜中山9R・初茜賞〜

アスコットシステムズ会員の皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今年最初に斬るのは月曜中山9R「初茜賞」ダ1800m。このレース、軸馬として期待したのは人気割れで大混戦のなか、最終的に4番人気に支持された1番カナシバリだった。

『この時期が合うのか、前2走3、2着と体調面のアップとともにここにきて安定感が増してきたカナシバリが軸馬。特に2着に力走した前走は発馬から出して行っても折り合いを欠くことなく、終いしっかり脚を伸ばしたように気性面での成長も感じられた一戦。ペース問わず終いは堅実に脚を使えるタイプで、ハイレベルだった前走2着は価値が高く、クラス突破は相手関係ひとつだろう。また、緩い流れに泣いた前2走だが、今回はある程度前傾ラップになる組み合わせ。展開が向く可能性は高く、中山コースも4着以下のない相性の良い舞台。前走同様、相手は骨っぽいが、デキは更に上昇ムードなだけに、前を射程圏に入れた立ち回りから直線差し切りに期待したい』という見立て。

レースを先導したのは積極的にハナを主張した7番ティターヌ。これに外から並びかけるように14番ポルタメントが2番手。その後に15番グレンマクナス、10番パンコミードが続き、13番カフェアトラス、16番アイファーキングズあたりまで差がなく先行集団を形成。上々の発馬を決めた軸馬1番カナシバリだが、無理に先行することなく、外の先行各馬を見る形で馬任せに中団8番手を追走。逃げた7番ティターヌが作ったペースは1000m通過62秒3。2勝クラスとしては平均ペース。前が止まりづらい中山なだけに、3コーナー手前から先行馬はもちろん中団~後方待機の各馬も前との差を詰めてペースアップし、息の入らないタイトな流れのまま4コーナーから直線へ。終始内々でジックリ脚を溜めていた軸馬1番カナシバリは4コーナー手前から徐々に進出を開始。絶妙なコーナーワークでスムーズに外へ持ち出し、内で粘り込みを図る先行各馬を大外から一気に捕らえにかかり猛追。直線半ばで先頭に躍り出ると最後まで脚色が鈍ることなく1着でゴール。終始好位の後方を追走していた16番アイファーキングズが早めの押し上げから1番人気10番パンコミードの追撃をハナ差退けて2着を死守。3着に10番パンコミードが入線。この結果により、「馬連1-16、1,640円&ワイド1-16、580円&ワイド1-10、580円」の的中。狙いすました勝負鞍で軸馬完勝はもちろんのこと、配当こそ強調できるモノではないとはいえ、サポートの妙でトリプル的中をお届けし、年始初週から全会員の皆さまに上々のお年玉をお贈りすることができた次第。

2020年度初週となった先週末。他にも本年度一発目の勝負鞍となった日曜中山6R「4歳上1勝クラス」の馬連340円を手堅く仕留め、翌開催2日目は今回斬った中山9Rに続き、月曜中山11R「カーバンクルS」の馬連800円の的中で締めくくり、的中を積み重ね、開幕週から4戦3勝と準パーフェクトの好スタート。

土曜2鞍目の勝負鞍となった「京都8R」において軸馬クビ差3着で的中を取り逃したのが悔やまれるが、それでも週を通じて【3・0・1・0】と軸馬単勝率75%、複勝率100%。レース選定&軸馬選定共に相変わらず精度の高さを示し、2020年のアスコットシステムズもまずは堅調な滑り出しとなった。開催黒字を目指して次週以降も精度の高い勝負鞍を用意させていただく所存。引き続き、変則3日間開催となる今週末にアツイご期待をお寄せいただきたい。