12/21 12/22 12/28 5回中山・5回阪神7日8日9日目

前週に続くイチオシ鞍での的中劇 ~日曜中山6R・2歳1勝クラス~

2019年度のJRA開催は28日(土)をもってすべて終了。締めくくりのG1となった「ホープフルS」は上位人気馬同士の決着となり、穴党の出番は一切なしと馬券的には面白みはなかったが、「強い馬が強い競馬をした」結果であり、それはそれで見応え十分の一戦だった。このレースを簡単に振り返っておくと、勝ったコントレイルは持ち前のスピードを最大限に活かし切った。前半行きたがる素振りを見せながらも向正面では折り合い、終始楽な手応えで直線に向き、軽く促す程度で最後は手綱を持ったまま流しての勝利は秀逸。スピードに秀でているだけに、今後距離を伸ばした際にどうかという課題はあるが、少なくとも「ダービー」までは問題なさそうな感じ。まさに前途洋々。同様に2歳G1「朝日杯FS」を楽勝したサリオス同様、まだまだ完成されておらずこれからの馬なだけに、来春のクラシック戦線はこの2頭を中心に進んでいくのは間違いないだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜中山6R「2歳1勝クラス」ダ1200m。このレース、弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された8番オーロラテソーロだった。

『本日イチオシの勝負鞍。クラス2戦目&距離短縮で更に持ち味を活かせるオーロラテソーロが軸馬。2走前にダートへ路線変更した前走1400mの未勝利戦をスピードの違いでワンサイド勝ち。昇級となった前走、差しが利く東京マイルでも、終始ピッタリマークされて前半かなり厳しい流れになったが、それでも0秒5差4着に粘ったように相当強い競馬をしている。現級通用の脚力があることは明らかだし、何より今回は距離短縮で条件好転。一戦ごとに発馬が上達し、近走はスピードの違いでハナを切ってきたが、芝とはいえ、元々差す競馬でもそれなりに形になっていた馬。この距離で前半競り合うようなら番手でもしっかり脚を溜められるはず。芝スタートもプラス材料でここは出たなりのポジションで持ち前のスピード&自在性のある脚質をフルに発揮すれば、直線キッチリと抜け出してくるはずだ』という見立て。

レースは大外枠から絶好のスタートを決めた16番マイネルワルツが積極的に出して行ってハナを主張。ダートに入って軸馬8番オーロラテソーロが促しながら2番手をガッチリキープし、差がなく7番エンプティチェア、9番ヴァンドゥメールの人気2頭が続き、11番ウィーンソナタまで一団で先行集団を形成。他馬もそう離されずにほぼ一団で流れ、前半3ハロン通過33秒4のハイペース。ペースだけで言えば逃げ・先行馬に厳しいタイトな流れだが、東京などとは異なり、ハイペースだからといって前が止まりづらいのがこの中山1200m。4コーナー手前では逃げた16番マイネルワルツが後続との差を広げて直線へ向き、脚色が衰えないで押し切りを図る。軸馬8番オーロラテソーロも単騎2番手からこれに追いすがって脚を伸ばすが、なかなか差が詰まらず、直線半ばでも4馬身差。坂上からようやくエンジンがかかり、ジリジリと差を詰めるもクビ差まで詰め寄ったところでゴール。3キロ減の16番マイネルワルツ=菅原明に「上手くやられた」という感じの2着惜敗。1着16番マイネルワルツ、2着8番オーロラテソーロ、3着7番エンプティチェアの順で入線。この結果により「馬連8-16、1,430円」の的中をお届け。前週に続き、イチオシ勝負鞍をキッチリと的中させ、勝負どころのレース選定を含め、精度の高さを示した的中劇となった次第。

振り返れば年内ラストとなった12月の中山・阪神開催は全体を通じてこれまで以上に難解なレースが多く、弊社勝負鞍においても取りこぼしが目立つ開催ではあった。ただ、そんな中でも先週は上記イチオシ鞍として提供した日曜中山6R「2歳1勝クラス」を筆頭に、日曜阪神8R「3歳以上1勝クラス」では馬連的中こそならなかったものの、サポートにて「ワイド9-13、410円&ワイド9-11、1,740円」のダブル的中をお届け。開催最終日の28日(土)でも阪神11R「ベテルギウスS」「馬連7-10、550円手堅く仕留め、随所に弊社らしい的中をお届け。大団円とはいかなかったものの、一定の評価をいただける結果だったといえよう。

最後に。本年もアスコットシステムズをご愛顧頂き誠に有難うございました。ここに弊社一同を代表して御礼申し上げます。振り返れば、例年、4、5回ある全敗週も今年は2回のみと会員の皆様にとって安定した一年だったと感じていただけたと思います。無論、この現状に満足することなく、来年度も会員の皆様に更なるご満足をお届けするよう社員一丸となって取り組んで参りますので、引き続き弊社アスコットシステムズをよろしくお願い申し上げます。

明けて2020年の中央競馬は例年通り1月5日(日)の開幕となります。この間小休止、というのは世間一般のお話。我々は会員の方々に『お年玉代わり』の勝負鞍を用意すべく、日々動き続けます。5日開幕の後は11・12・13日という変則3日間開催。そこでも続けざまに勝負鞍にて的中をお届けいたしますので、開幕ダッシュを誓う1回中山・1回京都開催をご期待のうえお迎えください。本年は本当にありがとうございました。それではよいお年を。