2/13 2/14 1回東京5日6日目・1回阪神・2回小倉1日2日目分

サポート力が光ったトリプル的中劇 ~土曜東京12R・4歳以上2勝クラス~

1回東京開催の最終週となる今週末には、早くも今年のG1幕開けとなるダート王決戦「フェブラリーS」が行われる。現在のダート界を牽引する、昨年末のG1「チャンピオンズC」の覇者チュウワウィザード、2着ゴールドドリーム、4着クリソベリルの上位入線馬3頭が揃って不在。押し出される形で明け4歳のカフェファラオ、東京巧者の古豪サンライズノヴァ&ワンダーリーデル、前走「根岸S」では59キロを背負って4着と力を見せたアルクトス、「根岸S」で重賞初制覇を果たし勢いに乗って臨むレッドルゼルあたりが上位人気の支持を集めそうだ。他にも一昨年の覇者インティ、3連勝で重賞制覇を成し遂げた充実一途のオーヴェルニュ、また地力は見劣らないエアアルマス、ソリストサンダー、エアスピネルなどなど、上位争いに加わっても不思議ない多士済々の組み合わせで馬券的な妙味も十分に感じられる一戦。この開幕G1を勝負鞍候補の一角として視野に入れる弊社からの配信を、チェック忘れなどなきよう、心よりお願いしたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京12R「4歳以上2勝クラス」ダ1600m。このレース、軸馬として期待したのは1番人気に支持された10番フルデプスリーダーだった。

『年明け初戦の前走後はここに照準を定め万全の態勢で出走してくるフルデプスリーダーが軸馬。思いのほか、2勝クラスの勝ち上がりに時間を要しているが、前2走はベストとはいえない中山1800mで4、2着だったし、3走前には東京マイルでも強敵相手にクビ差2着惜敗とほぼ勝ちに等しい内容。実績通り現級屈指の実力の持ち主だ。何より全2勝を挙げている東京マイルへの舞台替わりは明らかに条件好転だし、デビューから一度も掲示板を外していない超堅実派。鞍上も連続騎乗3度目となる今回は勝ち上がり濃厚とみて、黙ってここから入る。相手探しの一戦だろう』という見立て。

レースは5番ウインメテオーラの逃げを6番コラルノクターンが追いかけ、3Fから35.2-47.2~レース上がり49.3-37.2という予想通りの速い流れになった。8番ストームガスト、15番ロードリッチ、12番カフェスペランツァ、11番ラブリーエンジェルなど好位集団を形成。軸馬10番フルデプスリーダーは中団あたりを抜群の手応えで追走していく。3番人気の14番スズカゴウケツは出遅れて後方からのレースを強いられた。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。スムーズに外へ出して軸馬10番フルデプスリーダーが追撃態勢に入る。逃げた5番ウインメテオーラを6番コラルノクターンが楽に交わして先頭に立ち、これに好位勢も食い下がるが、その差は開き3馬身ほど後続を突き放す。軸馬10番フルデプスリーダーが直線半ばからグイグイ脚を伸ばし、好位からしぶとく粘り込んでいた15番ロードリッチを交わして2番手に浮上するも、前半のアドバンテージを活かして早め先頭に立った6番コラルノクターンには及ばず、1馬身半差詰め寄ったところでゴール。1着6番コラルノクターン、2着軸馬10番フルデプスリーダー、3着15番ロードリッチの順で入線。この結果により、「馬連6-10、1,160円&ワイド6-10、510円&ワイド10-15、550円」のトリプル的中。前週に引き続き、弊社サポート力が光ったトリプル的中劇。精度の高い情報をお届けできたものと自負している。

他にも土曜東京9R「箱根特別」では「馬連6-10、800円&3連複6-9-10、530円」のダブル的中をお届けし、「クイーンC」&「京都記念」と重賞においても先週は3戦2勝と随所で手堅く獲っていった、という印象の先週末。無論、配当的な物足りなさは100%認める。しかし、配当云々は的中を出しているからこそ言える言葉。たとえ100倍・1000倍の買い目があったとしても、まるで見せ場さえなければ「絵に描いた餅」でしかない。まずは的中ありき、という点で一応の評価はしておきたい。ただし、この結果で良しなどとは1%も思っていない。それは会員の皆さまであればなお更のことに違いない。今週末は『的中のその先にあるもの』を予想部には強く要望しておく。

今週末のメインは「フェブラリーS」言うまでもなく、ダートに特化した弊社が年明け最初の大一番と捉えるダートG1だ。当然のことだが、会員の皆さまならずとも、いやがうえにも期待は高まる。無論、弊社としてもひと味違う攻めどころをお見せする所存。他にも勝負鞍候補が目につく今週末の情報提供を楽しみにお待ちいただきたい。