3回中山、2回阪神5・6日目

これがあるから競馬はやめられない ~日曜日阪神11R・阪神牝馬S~

 先週は阪神競馬場で注目のGⅠ桜花賞が行われた。当初からの下馬評通りダイワスカーレット・ウオッカのガチンコ対決に終始したこのレース。今度はダイワスカーレットがチューリップ賞の雪辱を果たしたわけだが、正味の話この2頭、牡馬と一緒に走っても互角の勝負を演じるに違いない。ウオッカの方にはダービー挑戦というプランもあるようだが、それが現実になれば馬券を離れて大変興味深い話だ。ということは即ち、ダイワスカーレットの二冠制覇濃厚という結論になる。
 さて、先週末の回顧に移ろう。先々週の全敗で崖っぷちに立たされた感のある弊社予想部。言うまでもなく背水の陣で臨んだわけだが、終わってみれば提供レース全て的中のパーフェクト。拍子抜けがするほど呆気なく巻き返してしまった。的中の詳細は以下の通り。土曜中山7R、3連複1090円。続く中山8R、馬連360円。阪神11R・阪神牝馬S、3連複860円。日曜中山8R、3連複670円。福島12R、馬連1300円。なにせ、全敗の翌週である。回収率は300%あるのだから、この際配当は大目に見て頂きたい。中でも今回斬るべきレースは阪神牝馬S。このレースにおいて当社が軸馬に指名したのは5番人気のジョリーダンス。この馬が重賞常連を尻目に勝ったのだからここ一連のレース振りと追い切りから絶好調を読み取ったのは自画自賛ではなく、なかなかのものだろう。あえて苦言を呈するのなら、3連複ではなく馬連で勝負すべきだったという点か。
ともあれ、先週の全敗がウソのような的中ラッシュも競馬だからこその醍醐味。これで完全に勢いは取り戻した。今週末も一本でも多くの的中をお届けし、開催最終週を大団円とする所存だ。是非ともご期待頂きたい。

3回中山、2回阪神3・4日目

ハナ差、クビ差でも負けは負け 

 先週は天皇賞(春)の重要な前哨戦のひとつ大阪杯で昨年の二冠馬メイショウサムソンが始動。結果は59キロを背負っての貫禄勝ちとなったが、相手関係に恵まれていたことも事実。個人的な見解だが、菊花賞のレースぶりを見るとどうもこの馬、血統ほど長距離が向いているとは思えない。淀の3200mで楽観視は禁物という気がしてならないのだが……。いずれにしろ今年の古馬重賞戦線は混戦模様。ディープ一色の昨年の天皇賞(春)とはまた別の楽しみがある。少なくとも、馬券的には食指の動くレースとなりそうだ。
 それでは続いて先週末の回顧を。しかし、正直先週の話はしたくない、これが本音。恥ずかしながら提供鞍全て不的中という、競馬予想会社としてはあってはならない事をやらかしてしまった。中にはハナ差、クビ差で不的中となったレースもあるのだが、着差の大小にかかわらずハズレはハズレ。一切の言い訳をするつもりはない。とはいえ不的中の中にも弊社らしさの一端はお見せできた。それは土曜中山11R。自信の軸馬として推したフィレンツェは何と7番人気の低評価。それを嘲笑うかのような脚で伸びてきたのだが、ゴール直前でヨレて追い切れずアタマ差の3着惜敗……。いや、これ以上は何も言うまい。言えば愚痴になるだけだ。とにかく全敗は全敗。その結果は真摯に受け止めるしかない。週ごとの安定的中をモットーとする弊社にしてみれば一大事。早急に予想の組み立てを洗い直し、且つデータ処理を行い今週末に備える所存だ。昨年末以来の馬連万馬券的中を期待できた週だったが、それはそれ。気持ちを切り替え、今週末、巻き返し期す弊社予想部になお一層のご期待を頂きたい。

3回中山、2回阪神開催1・2日目

好配当ゲットに今開催爆発の予感 ~土曜日中山10R・鹿野山特別~

 先週は中京競馬場で重賞・高松宮記念が行われた。3・4年前に比べると今の短距離路線はかなり低レベル。このレースも戦前から大混戦が予想されていたが、結果は1200m初体験のスズカフェニックス→ペールギュントのワンツーフィニッシュ。ちょっと前なら考えられない決着で、馬連4万円オーバーという前評判通りの出来上がり。とはいえメンバーの質の高低に関係なく人気は作られるもの。このレースをちゃんと予想して馬券を取った方は賞賛に値する。
 それでは先週末の回顧に移ろう。連続開催の中山、阪神開催とあって開幕週から期待されていた会員の方も少なくなかったようだが、期待を裏切らない結果はお届けできたと思う。中でも土曜中山10R・鹿野山特別の的中はなかなかのものと自負している。2番人気マイネルキッツを軸馬に据え、8番人気アクレイムとの組み合わせで馬連3170円の好配当を難なくゲット。皆様にも悪くない払い戻しを受けて頂けたのではなかろうか。不的中のレースにしても相変わらず軸馬の複勝圏内率は激高だが、馬連提供が基本の弊社にとってそれはまるで意味のないこと。毎週予想の微調整を行いつつ軸馬の連軸としての信頼度を上げていく所存なので、引き続き今開催もご期待頂きたい。