2回東京 3回京都7・8日目

競馬の祭典はもうそこまで ~土曜日東京12R・4歳上1000万下~

 先週のヴィクトリアマイルは、またひとつ競馬の奥深さを痛感させられるレースだった。大本命カワカミプリンセスをマークしていった馬は全部共倒れ。上位にきたのはみんな「自分のレース」をした馬。誰よりも後悔しているのはジョリーダンスのアンカツ。本当はもっと前に行ける馬なのにカワカミ徹底マークで後方待機。その分完全に仕掛け遅れ。メンバー中最速の上がり32秒9という強烈な脚できたもののアフター ザ カーニバル。全然届かず…。この世界に「たら、れば」は禁物だが、いつも通りの競馬をしていれば100%勝てるレースだった。当社としても苦虫を噛み潰した気分だった。
 さて、今週も的中レースを斬っていく。若干迷ったが今回ピックアップする、しなければならない1鞍は土曜東京12R・4歳上1000万下の平場戦だ。当社が軸馬として推したヒシシンエイが見事に1着ゴール。2着に対抗2点目のジョウノエリザベスが入り馬連1-8、570円の的中。単勝1・2番人気の組み合わせでこの配当なら悪くはない。悪くはないのだが、570円はどこから見ても570円。「スローペース必至」と読み切っているのだから、他力本願の追い込み型であるノンキとクイックセイコーはカットすべきだった。ペース不問の瞬発力があるジョウノエリザベスとはタイプが違うのだから、これは結果論ではなく無視できたはず。このレースは1点、ないし2点購入が本筋。その点、予想部には猛省を促したい。
 最終週こそ配当に泣かされたが、開催を通して考えるとハッキリ右肩上がりの当社予想部。次週からの3回東京は言わずと知れた「ダービー開催」。年間で最も華やかな開催を迎え、全社を挙げて総攻撃態勢に突入する。会員の皆様においても是非、これまで以上のご期待を頂きたい。