3回新潟 3回小倉 1回札幌1、2日目

安心の3連複的中だが… ~日曜新潟11R・天の川S~

前開催中雨が多かった影響で新潟・小倉とも例年以上に馬場の内側の傷みが早い。各レース鞍上の直線のコース取りが明暗を分けている。残り3週、新潟、特に外回りは「外差し重視」が正解。小倉の1200mも同様だ。開幕したばかりの札幌はさすがに絶好馬場。勝ちタイムも当然速めだが、例年通り上がりは若干かかっている。これが札幌の洋芝の特徴。決して前残りばかりではないことをお忘れなく。
それでは本題の「レース回顧」へ。今週斬るのは日曜新潟11R・天の川S。ここで弊社予想部が軸馬としたのはなぜか6番人気と不当に低い評価を受けていたガッテンワン。「2000mは微妙に長いが、予想されるスローからの決め手勝負ならスタミナ面大丈夫。新潟外回り【3・0・1・1】のコース巧者。スタートミスの前走度外視で狙う」。そして「休み明けを3走して本調子を取り戻した重賞ウイナー」タマモサポートが対抗一番手。この2頭を軸に据えた3連複での提供となった。
3連複の一方の軸としたタマモサポートが大楽勝の逃げ切り。軸馬ガッテンワンと買い目に入っているフサイチジャンクの熾烈な2着争い。3連複なのだからハッキリ言ってこの2着争いは「どっちでもいい」こと。どう転んでも的中は的中だ。しかし、予想部スタッフのムードは「ガッテンワン3着でいい」が支配的。なぜか? 実はこのレース、2頭軸の3連複で提供するか、2頭を頭に据えた3連単で提供するかで一悶着あったから。結果はガッテンワン2着で3連複5-7-8、3890円の的中。レース回収率778%を計上したわけだが、正直なところ3連単5→7→8、22820円に未練たらたら、であったことは事実。『目数と配当のバランス』は我々にとって永遠のテーマ、なのかもしれない。
さて、もう一鞍忘れてはならないのが日曜小倉12R・3歳上500万下だ。改めて言うまでもなく「今週一番の勝負鞍」として提供した一戦。「芝・ダート問わず1200mは安定感十分。叩き3戦目で状態ピーク。今度は決める」としてウイングビートを軸馬に指名。結果は大外一気の逆転V。2着にも対抗に推したシティボスが追い込み馬連5-11、1140円の的中。『狙ったレースをキッチリ獲る弊社らしい的中』と自慢のひとつも言いたいところだが、当日「配当面から馬単でいきたいところだが、万全を期して馬連で」としたところが若干ツヤ消し、ではあった。
その他にも弊社が軸馬として推した馬は2勝2着3回と馬券に絡み『予想のブレ』は感じられない。ただ、対抗馬の選択が今イチであることは否定できない。特に残念だったのが土曜小倉8R。3番人気のオーミチェリッシュ(2着)を軸馬としながら、4番人気ドナプレミア(1着)を無視して不的中。厳しすぎるかもしれないが、これはほとんどケアレスミスに近い。結果的に3190円の好配当を逃しているのだから猛省を促したい。的中も不的中も一切隠しだてせず開示するのが弊社の大方針。それは今後も変えるつもりはない。今週末もそれ以降も、我々が常に追い求めるのはパーフェクト的中だ。引き続きご期待いただきたい。