2回新潟 2回小倉 2回函館7、8日目

強気が功を奏した馬単的中 ~土曜新潟8R・3歳上500万下~

夏競馬も佳境ということで「夏負け」にかかる馬がかなり目立ってきた。中にはそんな状態でも走ってしまう馬はいるが、9割以上は勝負にならない。走る前から外れることがわかっている馬券をまされないために、今週はちょっと趣向を変えて、ここで夏負け馬判別法」をお教えしておく。映像を通してでもわかる簡単なものだ。
・30度超の猛暑にもかかわらずあまり汗をかいていない馬は危ない。早い話「涼しい顔して歩いている馬」はあやしい。
・とにかく元気がない馬は疑ってかかった方がいい。
・マイナス体重にもかかわらず体が緩く見える馬はダメ。

他にも「睾丸が腫れている」「目の下が黒ずんで見える」などというものもあるが、これらはハッキリ言って映像で確認はできない。現場に行って実際にパドックを見ることができる方は注目してほしい。また「芦毛馬、牝馬は夏負けにならない」という考えは間違い。あくまでも「なりにくい」というだけで、酷い夏負けにかかった「芦毛の牝馬」も数多く見てきた。ご存知だった方も少なくないだろうが、ともあれ夏競馬後半戦を笑って乗り切るために参考にして欲しい。
さて、それでは「レース回顧」に移ろう。今週斬るのは土曜新潟8R、ダート1200mの3歳上500万下。弊社予想部が自信の軸馬として指名したのは10番グリーンアラモード。「1000万で2着3回の実績。降級初戦の前走はクビ差競り負けたが、1分10秒台で走破しているのだから相手が走りすぎ。叩いて気合が乗り体も締まってきたここは堅い中心馬」という見立て。馬連ならまずは磐石といえるレースだったが、弊社はあえて馬単勝負を選択した。結果は2番手の大名マークからグリーンアラモードがアッサリ抜け出して1着ゴール。全く危なげのない完勝。対抗馬同士の2着争いは減量効果で14番スイートフィズが制して馬単10→14、750円の本線的中回収率225%を計上した。このレース、守りに入っていた先週なら間違いなく馬連で提供したはず。その意味であえて苦言を呈したことは間違っていなかった。攻めてこその競馬、強気の予想ということを改めて実感した一戦だった。
そして最後に、この場を借りて会員の皆様にお伝えしたいことがある。常々皆様からのお問い合わせが絶えないが、ようやく弊社最高峰の勝負レースを今開催に提供出来るメドが立った。もちろん、現段階でここまで言えるということは、当然、重賞レースということになる。滅多に提供されない重賞レースではあるが、昨年末の中京10R、樅の木賞で馬連12,070円の万馬券的中の立役者となった7番人気アルナスライン、そして今年6月、東京10R麦秋ステークスにおいて馬連4,240円の好配当的中をお届けした3番人気ユノナゲット、これらを猛プッシュした弊社腕利きスタッフ一押しの勝負レースである。会員の皆様のほとんどがこのコラムをご覧になっているということを知り、この場をお借りしてお伝えした次第である。現段階ではここまでしかお伝え出来ないのがツライところだが、今週末、北海道シリーズは札幌へと舞台を移す。いわば夏競馬の総決算といえる開催が始まる。勝負レースはもちろんのこと、今週末も開幕ダッシュにかける弊社予想部に多大なるご期待をお寄せいただきたい。