2回東京・3回京都5日・6日目・1回新潟3日・4日目

確実に上昇中 ~日曜東京7R 4歳上500万下~

『東京マイルのG1を制するためには1800m・2000mを楽々とこなすスタミナが必要』という、古くからの格言がある。そのことを改めて痛感させられる「NHKマイルC」だった。勝ったディープスカイは「毎日杯」1800mを圧勝してここ一本に備えていた馬。2着のブラックシェルは2000m2勝、そして「弥生賞」2000mの2着馬だ。そして両馬に共通しているのが「1600m以下のレースを勝っていない」ということ。言ってみれば、いわゆる『長目のマイラー』というやつ。その点が他の人気どころとの大きな違い。ファリダットにしろゴスホークケンにしろエーシンフォワードにしろ、いずれも「マイルがギリギリ」という感じ。そのタイプが勝てるほど東京マイルのG1は甘くない、ということ。「ヴィクトリアマイル」「安田記念」でも大いに参考にしていただきたい格言だ。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京7R「4歳上500万下」ダート1600m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは2番人気の6番ツバサドリーム。「デビュー戦を快勝した時にはクラシック候補とまで呼ばれたツバサドリーム。その後は順調さ欠き期待に応えていないが、500万ではケタ違いの素質馬であることは確か。今回もまた休み明けとなるが、坂路で丹念に乗り込まれ八分以上には仕上がっている。ダートは心配ない血筋だし、何より絶対能力がここでは抜けている。素直に軸馬とする」という見立て。
レースはヒシマイスターの先導する速めの流れ。軸馬ツバサドリームは中団後方よりの追走。流れ的にはハマッて不思議ないのだが、何せこの日のダートは差しの利きにくい不良馬場。その点だけが気掛かりだった。直線は好位から抜け出してきたニシノテンカと、2番手抜け出しのバルバロによる熾烈な叩き合い。最後はハナ差でニシノテンカに軍配が挙がる。ツバサドリームは懸命に追い込んだものの3馬身半差の3着が一杯だった。馬連、あるいは馬単だけならここで話は終了だが、このレース弊社は馬連&3連複のダブル提供。馬連的中は逃したものの勝ち馬との2頭軸で「3連複1-6-8、4130円」という悪くない好配当的中となった。
他にも好配当的中をお届けしているものの、それが当然である弊社にしてみれば、先週程度の的中ではまだまだ本調子などと呼べる代物ではない。提供予想自体は相変わらず高品質を維持しているものの、配当に恵まれなかったり、購入方法のケアレスミスが目立っていた最近ではあるが、確実に弊社本来の姿に近づきつつあることは間違いない。先週の好配当的中を契機に今週末以降、そして次開催へ向けて「いい流れ」を呼び込む所存。幸いなことに今週末も興味深いレースは少なくない。特に次開催では重賞での大勝負が目白押しとなることはこの場をお借りして皆様へお伝えしておく。皐月賞のような万馬券的中を、とは言えないが先のダービーでもそれに勝るとも劣らない高精度の予想提供で皆様には喜んでいただく。勝負の流れに乗った時の弊社の爆発力はすでに周知の通り。いずれにしても今後弊社から配信する全ての情報にご期待いただきたい。