4回東京・4回京都3日・4日目

弊社お馴染みのダブル的中 ~土曜京都10R 鳴滝特別~

11番人気ブラックエンブレム→8番人気ムードインディゴ→16番人気プロヴィナージュで決まった「秋華賞」。3連単1100万弱の大波乱となったわけだが、重賞勝ち、または連対を果たしてきた1・2着馬については実績から考えて人気を落としすぎていた感もあり、ある程度納得もいく。しかし、正直なところ3着プロヴィナージュは150%思考外。だからこそ1100万馬券になったのだが、この好走をフロック視すると後々再び痛い目に遭いそうだ。この馬が仕掛けて先頭に立った地点のハロンラップは11秒4。その前後のラップが12秒2、12秒5だから、いかにも「一気に脚を使った」感じ。実際、捲られたエアパスカルは大差の殿りに敗れているのだから、この馬の「半馬身+半馬身」差3着は唸るほど強い。当初、一部では「ポルトフィーノ潰しの嫌がらせ出走」と揶揄されてもいたが、いざやってみると堂々たるこの走り。勝ち馬をも管理するする小島茂之調教師にはさぞかし溜飲を下げる思いだったに違いない。
それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都10R「鳴滝特別」3歳上1000万下、芝2200m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の12番シルバーブレイズだった。「牡馬としては小柄な部類のシルバーブレイズはポン駆け利くタイプ。10ヶ月ぶりで2着の実績があるし、実際のところ今回も好仕上がり。ならば1000万の芝のレース3・1・4・2着の安定感を素直に信頼する一手。スローペースからの瞬発力勝負も望むところで、ここは不動の軸馬」という見立て。
レースは9番エテルノ-11番アヴェンティーノの並びで1000m通過63秒2という予想通りの超スローペース。軸馬シルバーブレイズは悠然と3番手から、いわゆる『大名マーク』という形。4コーナーから直線、道中楽をしていた先行2頭は執拗に粘る。しかし、ゴール前200mからのシルバーブレイズの脚は別格だった。外からアッサリと抜き去って1着ゴール。2着にはアヴェンティーノが粘り込み、3着にはゴール前強襲のモンテクリスエスが入った。結果「馬単12→11、880円&3連複10-11-12、710円」、弊社お馴染みのダブル的中となった。配当的に若干物足りない印象はあるものの、買い目を絞ってのダブル的中にはそれ相応の評価がいただけるものと自負している。
とはいえ、前週までの破竹の勢いから少々様相が違ってしまったことは事実。勝負鞍での的中がアベレージを大きく上回っている今現在、先週のように勝負どころで1本のみではいまひとつ皆様のテンションが上がらないのも無理はない。しかし、弊社から皆様に言えることは『ご心配なく』、そのひと言。なぜなら結果的に不的中となった鞍にしても「ボタンのかけ違い」のようなものばかり。若干の軌道修正で元の状態に戻せる程度である。そしてそれは過去、幾度となく結果で証明してきた弊社である。今週末以降も勝負鞍を挙げだせばキリがないほど。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。