3回中山・2回阪神3日・4日目

『出せば当たる状態』に突入 ~土曜中山6R・3歳500万下~

「大阪杯」で単勝1.2倍という断然の1番人気に推されたドリームジャーニーだが、結果は追い込み及ばず3/4馬身+ハナ差の3着と敗れた。確かに小柄な体に59キロは極量だが、「この貧弱なメンバーなら」という思いは誰もが同じ。それが結果的に一本人気となった所以。終わってみて改めて感じるのは自分でレースを作れない馬のモロさ。例えばディープインパクトのように能力が三枚も四枚も違うのなら、道中の位置取りなどまるで関係なし。どんな流れになっても、或いはどの位置にいても最後は突き抜けてくる。以前ここでドリームジャーニーを評して『いろいろ注文はつくが』と書いた記憶がある。今回の「大阪杯」でそれが証明された感じ。次走の「天皇賞・春」は、得意とは言えない京都外回り。斤量は横並びの58キロになるが、楽観は許されないレースになろう。ちなみにこの「大阪杯」。弊社は提供を3連複一本に絞り「6-8-11、5060円」の好配当を本線で仕留めている。9番人気ゴールデンダリアをもう一頭の軸に抜擢した判断が功を奏した。アスコット重賞予想、もはや絶好調の更に上までいっている。無敵の快進撃は続く。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山6R「3歳500万下」ダート1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった10番ホローポイントだった。『初戦圧勝のホローポイントが軸馬。勝ちタイムこそ平凡だが、後続が接近してきた残り400m地点から再加速。ラスト2F12秒0-12秒1でまとめて突き放した内容に大物の相。大型のクロフネ産駒でまだまだ伸びしろがあるはず。無論500万は単なる通過点の可能性が非常に高い。ここも先行押し切りが期待できる』という見立て。

スタートから躊躇なくハナに立った軸馬ホローポイント。恐れをなしたかのようにどの馬(=騎手)も絡んではこない。ならばということで3Fから37秒9-52秒0-65秒3という超スローペースに落とした柴田善=ホローポイント。悠々とレースを進めていく。2番手に11番トーセンドンファンがつけ、以下7番ウイントランザム、4番ドリームザネクスト、8番ナムラロアーという順。向正面に入ると2番手の外にウイントランザムが並び、他はほぼ変動なく4コーナーから直線に入る。ホローポイントは依然として持ったまま。残り200m地点では完全に勝ちを決める。焦点は2着争い。懸命に粘るウイントランザムを外からナムラロアーが追う。徐々に差は詰まったが、結局クビ差ウイントランザムが残して2着を死守。この結果により「馬連7-10、1380円」の本線的中となった。

他にも土曜阪神11R「明石特別」の馬連。日曜中山7Rは馬連&3連複のダブル。そして同じく日曜中山8Rの馬連など、先週末の提供鞍は連戦連勝。この結果には普段クールな弊社の会員の方々もさすがに『激アツモード』へ移行したよう。『獲った獲った』の大合唱で弊社のメールボックスは満杯状態となった。改めておめでとうございました。

本格的な春競馬に突入し、誰もが盛り上がるこの時期。「安定的中」の更にもう一段上、全勝をやってのけたことの価値は計り知れない。これも全て何年もスタンスを崩さず、日々地道な作業を淡々とこなしているからこその結果だろう。この結果に満足することなく、今後も飽くなき精度向上を心がけることを予想部には願う。
今週末以降も引き続き「アツい」勝負をしていただく所存。潤沢になった軍資金を手に、楽しみにお待ちいただきたい。