3回中山・2回阪神5日・6日目・1回福島1日・2日目

会心の好配当ダブル的中 ~土曜中山7R・3歳500万下~

先週末の競馬は3場とも良馬場で行われた。開幕週の福島は別として、阪神と中山に関してはここしばらく記憶にないほどの『パンパンの』良馬場。結局それが「桜花賞」の結果に大きな影響を与えた。特に阪神は中団~後方の位置取りから外を回る形では全然届かない状態。そのことを存分に意識した安藤勝=オウケンサクラの先行策。逃げる気持ちまではなかったようだが、他が一斉に控えたため半マイル通過47秒5という楽々の超スローペース単騎逃げ。元々ラスト止まる馬ではないので、この流れなら当然の粘りを見せる。これに対し絶妙の騎乗を見せたのが蛯名=アパパネ。馬場の傾向を読み切り前々でレースを進め、直線は3・4頭分外へ持ち出す。これは間違いなく、体を併せるとオウケンサクラが渋太さを発揮すると考えたため。それが奏功しての半馬身差の差し切り勝ち。鼻づらを並べての叩き合いなら結果はどう転んだかわからなかった。史上に残る名騎乗と言えよう。ちなみに弊社の重賞は相変わらずの絶好調。この勢いのまま、この春の重賞戦線を好結果で乗り切りたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「3歳500万下」ダート1800m。牝馬限定のこの一戦で、弊社予想部が軸馬の期待を寄せたのは5番人気の2番ナムラフェアリだった。
『格上挑戦のアネモネSで上々の走りを見せたナムラフェアリが軸馬。牡馬相手の東京1600mダートを勝ち上がった馬で、この条件替わりはプラス材料。血統面からもダート向きはハッキリしている。直前の坂路調教で好タイムを叩き出しデキは上々。牝馬限定戦でこの程度の人気なら狙う価値十分』という見立て。

レースは最内からスタートを決めた1番ウインマリアベールの逃げ。半マイル通過49秒9という平均速めの流れ。2番手に3番ダイワフェズブルーがつけ、軸馬ナムラフェアリはインの4・5番手という絶好の位置取り。そして3コーナーすぎから前との差を徐々に詰めていき、4コーナーは3番手で回る。直線に入っても粘りを見せるウインマリアベールだが、ここでスパッと弾けたのがナムラフェアリ。グイグイ伸びて先頭に立ち、そのまま余裕の1着ゴール。焦点は2着争い。懸命に粘る1番人気の11番オメガフレグランスを、ゴール前4番プリティカポレイが強襲。微妙な写真判定となったが、ハナ差オメガフレグランスが凌いで2着を確保。この結果により「単勝2番1020円&馬連2-11、1880円」のダブル的中となった。10倍超の単勝と一点目の大本線による馬連のダブル的中ということで、会員の方々には大いに喜んでいただけた様子。前週に続いて弊社のメールボックスには多くの喜びの声が寄せられている。

他にも前記の重賞など、先週末も複数鞍の的中をお届け。無人の野を行くが如くの快進撃が続くアスコット予想。開催最終週となる今週末には「皐月賞」をはじめとする勝負鞍候補が目白押し。それだけではなく、次開催以降にも視野に入っている勝負鞍候補は少なくない。大団円を迎えるべく一抹の不安さえ見当たらない今週末。そしてその先に続く提供まで楽しみにお待ちいただきたい。