4回東京・5回京都1日・2日目

驚愕の的中連鎖 ~土曜京都12R・3歳上1000万下~

「天皇賞・秋」をはじめとする秋のG1戦線を展望するうえで、最も重要な一戦となる「毎日王冠」が先週末のメイン。3番手からインを突いて抜け出したのが3歳馬エイシンアポロン。その更にインを叩き込んできたのもまた3歳馬アリゼオ。残り200mからの2頭の壮絶なマッチレースは最後ハナ差でアリゼオに軍配が上がった。3着には内ラチ沿いを伸びてきた7歳馬ネヴァブションが入り、以下4着スマイルジャック、5着が1番人気に推されたペルーサという順。このレースで改めてハッキリしたのが3歳世代のレベルの高さ。それは100%確か。しかし、あくまでも牡馬に限ってのことだが、4・5歳世代がお粗末すぎる。これもまた確か。このレースでもスマイルジャックの惜しくない4着が最高。それでさえ完全に力負けという感じ。今後G1戦線で勝負になるこの両世代の馬は5歳オウケンブルースリと、そしてもちろん4歳ナカヤマフェスタの2頭だけと言えそうだ。この2頭が不在のレースは『3歳対6歳以上』という図式になる。ところでこの「毎日王冠」。弊社は『(前略)~実は典型的な中距離型~(後略)』という点に着目して9番人気にすぎなかったネヴァブションを軸馬に抜擢。馬連的中こそ逃したものの「ワイド1-4、3510円」の的中。常々弊社では「狙い方次第でワイドは非常に有効な券種となる」と繰り返してきた。いみじくもそれが証明される的中となった。決してワイドを甘く見てはいけない。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都12R「3歳上1000万下」ダート1800m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは3番人気となった9番ナリタスプリングだった。
『春はミラクルレジェンド・プレファシオ・ミッキーバラード・ソリタリーキングといった錚々たるメンバーと互角に戦っていたナリタスプリングが軸馬。ひと言でここでは戦ってきた相手が違う。今週の坂路で自己ベストを更新し臨戦態勢は万全。アッサリ決着をつける』という見立て。

レースは3番ネオギャラクシーが向正面からハナを切り4番ツルマルスピリット、12番エアウルフと続く平均的な流れ。軸馬ナリタスプリングは5・6番手を追走し、その前後する位置に10番カネトシコウショウという展開。ほとんど馬順に変動はなかったが、前から中団の少し後ろあたりまでがグッと詰まり4コーナーを回ってくる。粘るネオギャラクシーを外から交わしにかかるツルマルスピリット。エアウルフも接近してきたが、それらをまとめてナリタスプリングが交わす。普通ならそれで決まりだが、更に外から強烈に伸びてきたのがカネトシコウショウだった。最後は1馬身半突き抜けてゴール。ナリタスプリングが危なげなく2着を確保し、以下ツルマルスピリット・エアウルフという順。この結果により「馬連9-10、2060円」の的中。人気上位馬が掲示板を独占する結果にもかかわらず望外とも思える好配当。軸馬選択の妙がこの結果に繋がったことは言うまでもない。

前開催からのいい流れに乗る弊社アスコットシステムズ。この的中だけで終わるはずもなかった。他にも日曜東京7R「3歳上500万下」馬連4-13、930円。更に『本日イチオシの勝負鞍』と明言した日曜京都10R「平城京S」は、『準オープンのここも単なる通過点にすぎない』とした確信の軸馬アドマイヤシャトルが鬼神の末脚で1着。対抗一番手アドバンスウェイ、二番手ハイオンによる熾烈な2着争いはハナ差で前者に軍配が上がり「馬連3-14、1280円」の大本線的中。長く記憶に残りそうな会心の一撃となった。

いわゆる『G1ラッシュ』となる秋競馬の佳境は今週末の「秋華賞」からスタートする。ひと足早く前開催から「的中ラッシュ」を迎えた弊社は『向かうところ敵なし状態』のまま。開催が替わり鎮静化に向かうどころか、火に油を注ぐような開幕週の快ショットの連続、そのあまりにも長く続く好調さに『驚きを通り越して呆れるほど』との有難いメールまで頂戴しているほど。大丈夫。いくら的中を重ねてもJRAが潰れることはない。今週末以降も阿修羅の如く獲って獲って獲りまくる所存。潤沢となった軍資金とともに、まずは今週末を楽しみにお待ちいただきたい。