3回新潟・2回函館1日2日目・4回京都5日6日目

イチオシ勝負鞍連発 ~日曜新潟8R・3歳上500万下~

本格的な夏競馬となる3回新潟開催が開幕した。例年と違い、前開催からわずか1カ月開いただけの開催ということで荒れ放題だった芝の状態が懸念されたが、蓋を開けてみればいつも通り絶好の状態で高速決着となった。内も外も均一の好状態で、内回りを使用する1200m・1400mはインを通る逃げ・先行型有利。外回りの1600m・1800m・2000mはほぼ例外なくスローペース。そこからの瞬発力勝負で位置取りは全く関係なし。『スローペース=逃げ・先行有利』というこの世界の常識は全く通用しない。そのことだけは絶対に忘れるべきではない。開幕週を見て、改めてそれを痛感した。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟8R「3歳上500万下」ダート1200m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の14番シルクファルシオンだった。

『本日イチオシの勝負鞍。500万降級の前走でクビ差2着と力上位の走りを見せたシルクファルシオンが軸馬。今回の新潟1200mダートで現級勝ち。続く1000万「妙高特別」クビ差2着という実績の持ち主。コース適性の高さは言うまでもないところ。紛れもなく、現級最上位レベルに一頭。ここは順当に勝機だ』という見立て。

レースは10番パシオンルージュが逃げて3F通過34秒7~上がり3F37秒0という速めの平均ペース。直線に入ると余裕の手応えで2番手に控えていた12番サトノデートナが楽々と先頭に立つ。それを道中3番手から懸命に追うのが軸馬シルクファルシオン。しかし、見習い騎手騎乗で51キロのサトノデートナの脚いろは全く鈍らない。最後は2馬身半差の完勝。むしろ追うシルクファルシオンの方が苦しくなった感じだが、それでも3着1番ベルモントエルメスを3/4馬身退けて2着は確保した。この結果により「馬連12-14、790円」の的中。配当的に物足りない印象もあるが、『イチオシ勝負鞍』だけにそれなりの資金配分をなさった方が多かったよう。このあたりは弊社と会員の方々の『阿吽の呼吸』という趣。弊社としても歓迎したい。

『イチオシ勝負鞍』といえば土曜日も同じ。そう前置きした函館9R「3歳上500万下」において、一点目の大本線で「馬連8-10、700円」を的中している。弊社としても伊達でイチオシとしているわけではない。そのことの実証となる先週末の結果だった。

判を押したように的中率5割のアベレージをキープしているが、そろそろ的中数、的中配当共に週単位で爆発的な数字を出し、回収率をグンと上げておきたいところ。そういった意味では、ちょうど今週末をもって異例の夏の京都開催も終了となり、ここからが正真正銘の真夏のローカル開催。そう、弊社がドル箱とする季節がいよいよやってくる。弊社ともども、会員の皆さまも手ぐすねを引いてお待ちいただきたい。