4回新潟・1回札幌3日4日目・4回小倉7日8日目

盤石の的中鞍 ~土曜新潟12R・3歳上500万下~

先週末のメインは、全場を通じて夏のローカル開催における唯一のG2となる「札幌記念」だった。牡馬57キロ、牝馬55キロというG1並みの定量戦。当然のことながらデキの良さや勢いだけで通用するレースではなく、例年格がモノを言う一戦となっている。その意味で言えば、51→54キロの軽ハンデで重賞を連勝してきたキングトップガン(結果12着)の失速はある程度予見できるものだった。また直線一旦先頭という大きな見せ場を作ったカリバーン(5着)にしても、『安っぽい』ハンデG3程度なら間違いなくV争いに残っていたはず。それをまとめて抜き去った上位4頭の力を素直に認めるしかあるまい。とはいえ、カリバーンとて今回は休み明け&初の重賞挑戦だから内容としてはリッパなもの。今後も目の離せない存在となった。この「札幌記念」。弊社は格上位のトーセンジョーダンを確信の軸馬に指名。「馬連2-13、1580円をいとも容易く仕留めている。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟12R「3歳上500万下」芝1800m。この一戦で弊社予想部が軸馬としたのは2番人気の7番エチゴイチエだった。

『楽勝の新馬Vから、イキナリG3でも4着したエチゴイチエは、明らかに現級では素質上位の存在。チグハグな走りで足踏み状態が続いたが、立て直す意味での放牧を経て馬体の造り(筋肉の付き方)が良化した印象。無論、叩いてからがベターではあるが、最終追い切りでラスト1F=11秒台なら臨戦態勢はOK。軸馬に指名する』という見立て。
レースを先導したのは6番ダノンロゼ。以下5番ラタンバスケット、11番ミエノグレースと続く一団の展開。言うまでもなく外回り定番のスローペース。1番人気の9番マヒナはいつになく前々の位置取りで4番手あたり。スタート直後躓く不利のあった軸馬エチゴイチエは後方でジックリと脚をタメる形。そのすぐ前にいたのが8番カルマートだった。直線は新潟外回り特有の決め手勝負。先行各馬も失速しているわけではないのだが、徐々に後方勢が伸びてくる。が、1番人気にマヒナにはいつもの脚がなかった。鞍上のアクションに反応せず後退。それらを一気に抜き去ったのがカルマートとエチゴイチエ。最後は首の上げ下げとなる壮絶な叩き合い。結果、写真判定でカルマートがハナ差先着。エチゴイチエは2着惜敗となった。そこから3馬身離れて3着2番マイティージュニア。この結果により「馬連7-8、1080円」の的中。素質馬の完全復調を見切った弊社予想部の勝利だった。

終ってみれば先週末も勝負鞍における的中率50%を堅持した予想部。『稼ぎどころの夏』と公言していた通りの結果を出し続けている。

また、冒頭の「札幌記念」と同日に施行された「レパードS」でも馬連5-7、570円を難なく的中。今現在の弊社重賞予想は『向かうところ敵なし』といった状態だ。夏場ローカルも残り2週。中でも今週末に行われる「新潟記念」と、最終週の「新潟2歳S」は弊社が以前から大勝負可能な鞍として目をつけていた重賞レース。その勝負どころを目前にして絶好調モードに突入した重賞予想の存在は頼もしい限り。この2鞍においても会員の方々を唸らせる予想&的中をお出しする所存。楽しみにお待ちいただきたい。

無論、予想部の方も前記の通りの好調ぶり。こちらの方にも多大なるご期待のほどを、とお伝えしておく。