5回中山・6回阪神3日4日目・5回小倉5日6日目

突然のエアポケット ~日曜中山12R・3歳上1000万下~

『好事魔多し』とはまさにこのこと。それを痛感させられる結果となってしまった。勝負鞍における的中率75%を達成し、好配当連打で大幅な黒字を計上した開幕週。その後を受けた開催2週目となる先週末、弊社は勝負鞍の的中ゼロという、あってはならない事態を引き起こしてしまった。まずはそのことに対し真摯にお詫びさせていただきたい。弊社会員の方々には本当に申し訳ありませんでした。

絶好調から一転のこの結果には『怒りよりもむしろ驚き』という声を数多くいただいた。そう、まさに弊社にとっても『晴天の霹靂』という以外の言葉がない。なにしろ、勝負鞍的中ゼロという結果は今年僅か4回目。4月3日以来、何と8カ月ぶりのことになる。それも前週の「提供=的中」の直後だけに『一層応えた』という声が多いのも頷けるところ。とはいえ、『2週連続悪いことがない』という点も、弊社とお付き合いの長い会員の方ならよくご存知のはず。それを先刻承知の方からは『来週目イチ勝負』という声さえいただいているほど。言い訳を始めれば百も二百もある。しかし、それを言ったところで結果が変わるわけではない。弊社アスコットは、結果には結果でお応えしてきたという自負がある。それはこれからも全く変わらない。弊社がプライドをかけて臨む今週末に一層のご注目をお願いしたい。

それでは、続いて軽くひと鞍振り返っておきたい。無論勝負鞍ではなかったものの、正規会員様に配信している情報コンテンツでの独断予想。日曜中山12R「3歳上1000万下」芝・1600mを遡上に上げる。この一戦で軸馬としたのは4番人気となった1番ミヤビファルネーゼだった。

『特別戦並みの好カードだが、軸馬は絶好枠を引いたミヤビファルネーゼで問題なし。大トビで前走のような馬場(やや重)は全く向かないタイプ。完全に度外視できる。折り合い面を考えると現状はマイルがベターだし、叩き3戦目でデキもピーク。今度こそ自慢の末脚全開とみた』という見立て。

レースは7番マイヨールが大逃げを打ち半マイル通過45秒5-1000m56秒7というG1並みのハイペースに。直線を向いても懸命に粘ってはいたが、さすがに残り250m地点で急激に失速。道中3番手から4コーナー2番手に上がっていた1番人気の14番ハングリージャックがすれ違いざまに交わす。しかしそれも束の間、インの後方寄りに控えていたミヤビファルネーゼがそのまま内ラチ沿いを突進。鮮やかにクビ差、差し切った。ゴール前外から伸びてきた4番セイウンジャガーズとハングリージャックの2着争いは微妙な写真判定となり、ハナ差セイウンジャガーズが制す。この結果により「馬連1-4、1160円」の本線的中となった。落胆の中ではあったが、先週末の最後でこんな的中鞍もあったことを記憶の片隅を留めておいていただきたい。

泣いても笑っても今年の中央競馬も残り2週。捲土重来を期す今週末をお待ちいただきたい。弊社の矜持をお見せするつもりだ。