1/19 1/20 1回中山・1回京都6日7日目・1回中京1日2日目

容易くパーフェクト ~土曜中山8R・4再上500万下~

今年から降着・失格に関するルール変更が行われていることはご存知の通り。その内容が今ひとつ把握しきれていなかったのだが、「AJCC」の直線を見ていて『あぁ、そういうことね』と納得した。直線半ばで抜け出したダノンバラードが急激に内側へササり、急追してきたトランスワープの進路を完全にカット。トランスワープの鞍上・大野Jが立ち上がるほどの出来事だったが、審議ランプも点かずそのままレースは確定した。昨年までなら審議になることは当然。そして恐らく降着となり1・2着が入れ換わっていたケース。ルール変更とは要するに『落ちなければ着順に影響なし』ということ。無論、鞍上には制裁処分が下されるのであろうが、今後確実にラフプレーは増える。いつか大事故が起こらないことを心の底から祈りたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山8R「4歳上500万下」ダート1200m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは3番人気となった15番タンブルブルータスだった。

『中山1200mダートでは崩れらしい崩れのないタンブルブルータスが軸馬。組み合わせ次第で先行する脚もあるし、逆に差しに回っても味のある馬。とにかく、この条件では他と一線を画す安定感の持ち主。レース間隔の開いていた前走時に比べるとデキの良さ歴然。内田博Jへ乗り替わるここが勝負どころ』という見立て。

内3番ツクバヴァンクール、外10番ダイイチチョウナンのハナ争いは後者に軍配。12番スマイルオブライフが続き、その直後の絶好位に軸馬タンブルブルータスがつけた。中山1200ダート定番のハイペース。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線。満を持してタンブルブルータスが追い出され先頭に立つ。完全な勝ちパターンと思われたが、道中後方を進んでいた8番セイウンオウサムが内から外へ進路を切り替えて猛追。瞬く間に差し切って1着ゴール。100点満点のレースをしたタンブルブルータスだが、晴天の霹靂のような大駆けに屈して1馬身1/4差の2着。しかし3着4番ミヤビリファインは3馬身離す危なげのない連対確保。この結果により「馬連8-15、1880円」の好配当的中。週最初の勝負鞍におけるクリーンヒット。この時点で『いい予感』は確かにあった。

その予感はものの見事に的中する。土曜京都10R「花見小路特別」、続く日曜は「本日イチオシ」とした京都9R「睦月賞」、中山12R「4歳上1000万下」と、まさに『提供=的中』という快進撃。いとも容易く勝負鞍全的中のパーフェクトを達成した。弊社会員の皆さま、本当におめでとうございました。

大団円で締めくくり、怒濤の勢いで迎える今週からの東京・京都開催。弊社は手を緩める気などさらさらなし。獲れるところは全て獲り尽くす所存。なお一層のご期待をお寄せいただきたい。