6/1 6/2 3回東京・3回阪神1日2日目

弊社十八番の的中鞍 ~土曜東京8R 3歳上500万下~

距離不安視されながらも安定した末脚で差し切った「安田記念」のロードカナロア。海外G1も圧勝したこの馬に「これまで歴史から」という表現は無意味だと知りつつ、これまでの傾向から言って掲示板もない可能性もあったのに…とため息が出てしまった。スプリンターとしてトップに君臨するこの馬は国内の同じ(ような)相手に何度同じように勝ってもほとんど価値はない。そういった意味でも今回の「安田記念」参戦、そして完勝は素直にお見事。今後のローテーションが気になるところだが、この際、国内はもう十分。ドバイでもヨーロッパでもアメリカでもいい。とにかく香港のように海外で強いロードカナロアが見たいものだ。


それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京8R「3歳上500万下」ダート1600m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気となった12番トーセンセカイオーだった。

『前走は鞍上の判断か、終い一手の決め打ちした騎乗で上がり最速をマークしたものの、スローペースの流れで展開負けした一戦。決して力負けではないことは確か。ここは前走以上に流れる組み合わせで降級戦。巻き返し必至とみて軸馬指名する』という見立て。

レースは内枠から好ダッシュを決めたトウショウカムイが先導する展開。好スタートを決めた軸馬トーセンセイカオーが前走とは一変、楽に2番手を確保。人気を分け合った2番人気アプリコーゼは出足がつかず好位の4、5番手につけた。この距離だけに淡々としたスローペースでこの隊列のまま直線での追い比べへ。まず脱落するかに思えたトウショウカムイが2枚腰で粘り込みをはかる。それを見る形で持ったまま抜群の手応えで交わしさるトーセンセイカオー。スローペースとみるや鞍上の好判断で早めに押し上げたアルジェンタムが前を行く2頭を追いかける。先に抜け出したトーセンセイカオーは抜群の手応えで坂上からも後続を引き離し1着入線。熾烈な2着争いを制したのは直線3番手から脚を伸ばしたアルジェンタム。東京の長丁場2100m戦の割にスローペースとなった今回、後方からの出番はなかった。この結果により「馬連11-12、1210円」の的中。1番人気→5番人気の組み合わせでの決着。単に堅い連軸を狙っているわけではなく、その中でも配当妙味があるであろう鞍をチョイスした弊社十八番の的中劇だった。

先週末は土日を通じてキッチリと的中をお届けした弊社予想部。絶好調だった5月の勢いそのままに6月初週を無難にクリアして『安心・安全のアスコット』の看板に偽りのないところをお見せすることができたと自負している。先週末より3回東京・3回阪神開催もいよいよ開幕。実際に提供を受けられている会員の皆様が一番よくご存知のはずだが、ここまでの首尾は上々。しかし、まだまだ手を緩めるつもりは毛頭ない。また、さらに続く夏のローカル開催は弊社会員様が待ちに待った舞台。得手不得手が比較的少ない弊社だが、その中でも特に得意の舞台でもある。6月に入り、お付き合いの長い会員の方からも楽しみにしているといった声が日に日に増している。その期待の高い夏のローカル開催へ良い形で繋げるためにも、まずは今週末、最後まで勝ち切ってこの開催を打ち上げる所存。引き続き週末の情報提供を楽しみにお待ちいただきたい。