3/29 3/30 3回中山・2回阪神1日2日目・2回中京5日6日目

弾みをつけたダブル的中劇 ~土曜中山7R・4歳上500万下~

周知のように、ドバイで日本調教馬がGⅠを2勝した。これはもちろん、史上初めてのこと。快挙と言えるだろう。芝の中長距離部門に関しては、いまや世界でもトップクラスであることの証し。願わくは、香港やドバイだけでなく、競馬の本場・イギリスでその走りを見てみたいものだ。2000m前後のレースなら、いまのジャスタウェイに太刀打ちできる欧州馬はいないと思うのだけど…。チャンスがあれば、ぜひチャレンジしてほしい。また今週は、日曜日・阪神の重賞「大阪杯」にエピファネイアとキズナが登場する。昨年、5月25日のダービー以来の対決。この後はそれぞれ香港クイーンエリザベス2世カップと天皇賞に向かう予定なので、2頭の激突はこれでしばらく見られなくなる公算大だ。その意味でも見逃せない。もちろん、紅一点・メイショウマンボの出走も大いに楽しみ。馬券度外視で注目の好カードだ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「4歳上500万下」・ダ1800m。軸馬として期待したのはハイレベルだった前走の走りから、断然の1番人気に支持された10番メイスンウォーだった。

「勝ち馬には4馬身離されたが、中団から長く脚を使って2着を確保した。休み明けを叩かれた効果てきめん、大きな変わり身を見せた。放牧により、細化していた馬体が戻ったことも大きい。まだ手前を替えないなどの課題は残っているが、それでも好走できるのが同馬の素質の表われ。相手関係に恵まれた今回は、500万を脱出する絶好のチャンスだ。引き続き気配はいいので、ここは決める」という見立て。

レースは5番ウインラヴェリテがダッシュを利かせてハナを切る。外から10番メイスンウォー(1番人気)と11番ラルゴスパーダ(5番人気)が併せるように続く。6番ナムライチバンボシ(2番人気)と8番ジオメトリー(7番人気)は好位、2番マイネルドミニカ(6番人気)と4番ロングシャドウ(3番人気)は中団から。3角でメイスンウォーが抑えきれない勢いで先頭に立ち、そのまま他馬を寄せ付けずにゴール。1.8倍の人気にしっかり応えてみせた。2着には好位から進出したナムライチバンボシが2馬身半差で入り、直線中を割ってきたジオメトリーがそこから3馬身離された3着。ロングシャドウは4角で5番手に上がったものの、ズルズル後退して10着に終わった。この結果により、「馬連6-10、340円」&「3連複6-8-10、1630円」のダブル的中で大幅プラス収支を計上。馬連は人気サイドでの決着となったが、弊社サポートにて「対抗1点目6番ナムライチバンボシとの2頭軸3連複をおさえて複合馬券でダブル的中狙いといく」とした、弊社の読み通りの完勝劇。先週一発目の勝負鞍だっただけに勢いをつけた的中だったと言えよう。

また、他にも日曜中京6Rや、重賞「毎日杯」「日経賞」で万馬券的中を含む、好配当をお届けしたことも付け加えておく。

今週末からの4月の春競馬本番に向け、良い形で3月を締めくくった先週末。「桜花賞」の最終登録馬も発表され、いよいよ春本番のG1シリーズが目前に迫ってきた。今年も、何ひとつ不安材料が見当たらぬままこの季節を迎える。そう強調させていただく。G1シリーズを迎えるにあたり、重賞では今週末の「大阪杯」&「ダービー卿CT」。ここで潤沢な軍資金調達が至上命題。起爆剤となる勝負鞍候補目白押しの今週末に一層のご期待をお寄せいただきたい。