5/3 5/4 2回東京・3回京都3日4日目・1回新潟1日2日目

次週に弾みがつく好配当的中 ~日曜新潟7R・4歳上500万下~

トレセンに2歳馬が入ってきて、スポーツ紙などで有力馬を取り上げている。今年の皐月賞と桜花賞を勝った馬がそれぞれ6月、7月デビューだったことを思えば、それも当然だろう。かつてはクラシックに出るような馬は秋口にデビューさせるものだったが、馬の成長が早まり育成技術が上がってきた今は明らかに違ってきた。4歳秋に本格化したあのジャスタウェイも、夏の新潟でデビューしているほどだ。ダービーまでの勝負となるペーパーオーナーゲームは早目のデビュー馬が狙いとなるから、マニアはオチオチしていられないだろう。今年はハービンジャー産駒の評判がいいようだが、果たしてどうか。社台の名牝を数多くつけているようなので大きな失敗はないだろうが、正直なところ走ってみるまではわからない。欧州系の大物種牡馬は期待されながら失敗した例も数多いからだ。やはり、手堅く狙うならディープインパクトやステイゴールド、ハーツクライ産駒だろう。今週行われるNHKマイルカップも、そのディープインパクト産駒のミッキーアイルが中心になることは間違いない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟7R「4歳上500万下」ダ1800m。この一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは3番人気に支持された4番エーシンウェンディだった。

『500万の低レベル牝馬限定戦ならば、前に行けてしぶとい脚を使えるこの馬が上位だ。昇級3戦目になるが、前走(5着)で見せた3番手からの走りができれば好勝負になるだろう。騎乗する丸山元気は、小倉で未勝利を勝った時に乗っていた手の合う騎手。逃げて勝ったあの時のような積極的な競馬を期待したい』という見立て。

レースは1番アスティート(1番人気)と7番エーシンラビッド(9番人気)が2頭で離して逃げる。3番手にアルティメイトラブ(2番人気)がつけ、4番手にエーシンウェンディ(3番人気)と9番アガサ(7番人気)が併せるように続く。3番シナーラ(6番人気)は中団、5番グレートエンジェル(4番人気)は後方、8番ヤマガール(5番人気)は離された最後方から。3コーナー前でアルティメイトラブが先頭に立つと逃げていた2頭は一杯になり後退、アガサとエーシンウェンディが上がってくる。最後方にいたヤマガールもポディションを上げて4角では4番手へ。直線でエーシンウェンディが逃げるアルティメイトラブを交わすが、外からヤマガールが一気に脚を伸ばして1着ゴール。エーシンウェンディも最後一杯になりながら、追い込んできたグレートエンジェルをハナ差押さえて2着した。この結果により「馬連4-8、2680円」を見事に的中。「500万の低レベル牝馬限定戦ならば、前に行けてしぶとい脚を使えるこの馬が上位」と見立てた通りの結果。騎乗した丸山元気も最後、よく粘ってくれた。次週に弾みがつく好配当的中だったと言えよう。

他にも日曜東京7R「4歳上500万下」での3連複など、週を通じて複数の的中をお届けした弊社予想部。今週末からは東京G1、3連戦という春競馬の佳境中の佳境を迎える。そこに向けて着実に状態を上げてきた弊社アスコットシステムズに、これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。