10/18 10/19 4回東京・4回京都4日5日目・3回福島1日2日目

安心の大本線的中劇 ~土曜東京6R・3歳上500万下~

前半3Fから34秒5-46秒3、1000m通過が58秒0、上がり46秒8-35秒3というかなりのハイペースとなった今年の「秋華賞」。こうなると地力だけでなく、内外を含めた道中の位置取りによる有利不利は生じてしまう流れ。馬の仕上がりも良かったのだろうが、絶好のポジション取りから流れに乗って完璧と言える競馬ができた浜中=ショウナンパンドラの仕掛けどころの絶妙さ。外から追い込んだ2着ヌーヴォレコルトとはわずかクビ差とはいえ、結果、勝ちをモノにするあたりがトップジョッキーたる所以なのだろう。1馬身1/4差の3着タガノエトワールも上位2頭と差のない評価ができる一頭。やはりこの馬の末脚は3歳牝馬トップレベル。今回は枠順の差が出た印象。ハープスター不在となった今年の「秋華賞」だが、それはそれとして見応えのあった一戦と言えよう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京6R「3歳上500万下」ダ1400m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された6番レッドファルクスだった。

『前走はコンマ7秒差の10着という結果だったが、直線では内を突いたものの前が開かずに何度も詰まり通しで消化不良の一戦。脚もあっただけにもったいない競馬だった。それでも砂を被っても問題なく、追い上げもスムーズにできていたことは収穫。ダート2戦目で前走より弱メンバーとなる今回、不利さえなければまず勝ち負けだろう』という見立て。

レースは大方の予想通り、スタートから押して先頭に立った4番ヤマトダイアンサス。2番手に好発を決めた7番トーセンマイティ、雁行のその直後に16番カリスマアキラ、12番ゴールドキセキの順。軸馬6番レッドファルクスは先行勢を見ながら内目の絶好位で6番手追走。隊列は変わらず4コーナーから直線へ。逃げのヤマトダイアンサス、番手のトーセンマイティの脚いろは十分で2頭が後続を突き放しにかかるが、4コーナーで内から4番手まで押し上げたレッドファルクスの脚色は前を行く2頭以上。抜群の手応えで追い出されるとグイグイ脚を伸ばし、楽に2頭をとらえて坂上で先頭に立ち、そのまま2馬身差をつけての完勝。2着には粘るヤマトダイアンサスをとらえたトーセンマイティが入線。この結果により「馬連6-7、1060円」の大本線的中。3着ヤマトダイアンサスもキッチリ対抗馬指名しており、弊社会員の皆様には安心の的中劇だった言えるだろう。

週最初の提供となった上記レースで絶好のスタートを切った弊社予想部。弊社お馴染みの『的中連鎖』を予感させ、土曜東京メイン11R「府中牝馬ステークス」の「3連複3-5-12、1900円など、随所で的中をお届けしたものの、肝心の勝負鞍においては取りこぼしもあり、若干のトーンダウンという印象は否めないところ。しかし、全体的な予想の方向性はいささかもブレてはいない。それだけに、開催後半戦に突入する今週末の反転攻勢は火を見るよりも明らか。会員の方々には、的中に継ぐ的中を目論む今週末を楽しみにお待ちいただきたい。