11/8 11/9 5回東京・5回京都・4回福島1日2日目

ここからが正念場 ~日曜福島11R・東北ステークス~

今週末の「エリザベス女王杯」を皮切りに年末の「有馬記念」まで、7週連続して行われるG1レース。今年の競馬もいよいよ佳境中の佳境を迎える。その開幕を飾る「エリザベス女王杯」はまさに百花繚乱の趣。まず注目すべきは今年の3歳オークス馬のヌーヴォレコルト。前走、秋の「秋華賞」は2着だったが、僅差2着で力負けでないことは確か。まだまだ伸び盛りの3歳馬ぶりを示している。「秋華賞」でそのヌーヴォレコルトを破ったショウナンパンドラも文句なし。絶妙な騎乗だったとはいえ、能力の高さは言わずもがな。この2頭が実力通りの走りを見せれば『3歳丼』も十二分。迎え撃つ古馬勢もG1ウイナー3頭を筆頭に豪華な顔触れ。中でも注目は昨年の覇者でここに復権を賭けるメイショウマンボ。そして何よりも徐々に復調してきたヴィルシーナを忘れるわけにはいかない。他にも多士済々の伏兵陣が爪を研ぐ必見の一戦。無論、弊社としても有力な勝負鞍候補として視野に入っている。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島11R「東北ステークス」ダ1700m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された1番ソーミラキュラスだった。

『地方からの出戻り後は500万での芝を含め、目下3連勝。近2走をみてもダートならオープンまで行ける素材だ。加えて、前走は骨っぽい牡馬相手のなか、直線内から馬群を割って抜け出してきた勝負根性が秀逸。さすがに関西圏の好メンバーが相手で楽ではないだろうが、2走前の走りから右回り&小回りコースがベターな印象を受けただけに、この条件なら準オープンでも勝ち負けに持ち込めるとみた』という見立て。

内枠からスタートを決めた3番サンバビーンが積極的にハナ。2番手12番ミッキースマホ。その直後に14番ノボリドリーム、10番マイネルバウンス、11番エーシンスピーダーも積極的に前に取り付く隊列。そして軸馬1番ソーミラキュラスは好発から無理なくそれら好位勢の内々で流れに乗りドッシリと構える。準オープンクラスにしてはスローに近いミドルペース。向正面ではマクリ気味に上がって行く馬もいたが、先行勢の隊列はほぼ変わらず、3コーナーから一気にペースアップして団子状態のまま直線へ。4角の時点でほぼ同位置の番手に付けていたミッキースマホ、マイネルバウンス、ソーミラキュラスの3頭がハナを切ったサンバビーンを楽々と捕らえ、追い比べに入る。一旦はミッキースマホが完全に抜け出したが、内で若干進路が無くなる場面もあったソーミラキュラスが力強く一完歩ずつ差を詰めてゴール前でキッチリと差し切り勝ち。初2着にミッキースマホ、1馬身1/2差の3着にマイネルバウンスが入り、結果先行馬での決着。この結果により「馬連1-12、690円」の的中。人気馬同士での決着で配当面では多少物足りないが本線的中だったことで厚めに購入していた方も多かったようだ。

他にも土曜福島9R「3歳上500万下」など、先週末も土日を通じて安定した的中をお届けしたアスコット予想部。冒頭に記載した通り、今週末からは年末の「有馬記念」までG1・7連戦と、まさにここからが正念場。その一発目となる今週末の「エリザベス女王杯」をいい形で打ち上げ、続くG1シリーズに弾みを付けたいところだ。そのG1は言うまでもなく、他の重賞・特別・そして平場戦に至るまでの全てが弊社にとっては勝負鞍候補。無論、累々たる的中鞍をお届けし続けることを約束させていただく。まずは、まずは今週末の提供をお楽しみに。