2/28 3/1 2回中山・1回阪神1日2日目・1回小倉7日8日目

安心安全の的中劇 ~日曜阪神7R・4歳上500万下~

開幕週ということに加え、週末の雨でとにかく微妙な馬場状態となった中山・阪神・小倉の芝コース。直線、外を通った差し・追い込み馬が一旦は先行勢との差を急激に詰めてくるのだが、ゴール前で再度突き放されるパターンが連続した。現在の競馬(=馬券戦術)において馬場状態の把握は『キモ』とさえ言えるが、改めてその難しさ&重要性を痛感させられた思い。当然のことだが、次走以降馬券的に目が離せないのは「外を通って差し届かなかった馬」ということになる。記憶に残しておいて損のなさそうな馬を列挙しておこう。日曜日→阪神9R「すみれステークス」4着アンバーグリスキー。11R「阪急杯」7着プリムラブルガリス、9着レッドオーヴァル。日曜日→中山9R「富里特別」5着ワールドレーヴ。日曜日→小倉12R「周防灘特別」6着メイショウライナー。どうかお忘れなく。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神7R「4歳上500万下」ダ1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された1番ネオジェネシスだった。

『4ヶ月振りとなった前走は、手ごたえ十分で4角を回り、直線半ばまで押し切りそうな勢いで見せ場十分の内容。久々で息切れした形だが時計面は申し分なく、中身の濃い5着だった。まだ体に芯が入っておらず、使い込めない弱さはあるが、新馬勝ちの内容からも脚力は相当なモノ。この組み合わせならば現状でもまず上位争い』という見立て。

スタートを決めて逃げに回ったのは最内枠から好発を決めた軸馬1番ネオジェネシス。意外な馬の先導となったが、馬場を考慮しての鞍上の判断だろう。1000m通過61秒1というミドルペースになった点は想定内。48秒9-36秒8というダートにしては上がりの速いレースとなり、こうなっては後方からの出番は見込めない。必然的に逃げた軸馬1番ネオジェネシスには願ってもない展開。直線に入っても手応え十分に追い出され、番手に付けていた6番マコトグロズヌイと好位4番手で脚をタメていた2番スズカアドニスと3頭の争い。最終的に軸馬1番ネオジェネシスがそのまま押し切る形で2着に3/4馬身差を付けて1着入線。2着争いは後ろから詰め寄った2番スズカアドニスの追撃を封じ込めて6番マコトグロズヌイ。これも3/4馬身差で2番スズカアドニスとなった。この結果により、「馬連1-6、1170円」の的中。1番人気ー4番人気の組み合わせの馬連でこの配当はまずまず。当然、3着スズカアドニスも対抗馬指名していことに加えて、4着には3馬身差をつけていただけに安心安全の的中劇だった。

開催替わり初週となった先週末は他にも重賞「中山記念」にて、「3連複4-7-11、1860円」の的中をお届けできたが、肝心要の勝負鞍の的中は残念ながら今回斬った日曜阪神7R「4歳上500万下」のみ。正直なところ、この拙文を書いている当人自体が我慢ならない思い。当然、開幕週の反省を踏まえ、勝負鞍のレース選択には一層の吟味が必要となるが、決して八方塞りの状況ではないことも確か。開催も変わり、微調整を行いながら、「一本でも多くの的中を」を胸に予想部に在籍する全ての人間がこれまでと変わらぬ仕事を行っている限り、過去の実績からも今後必ず実を結ぶことは間違いない。レース選択と勝負どころが噛み合った際の弊社の破壊力はある程度弊社とお付き合いのある方であればご納得いただけるだろう。

この業界は結果が全て。その結果を出し続けてきたからこそ、今のアスコットがあることを忘れずに、今週末こそ、全社一丸となって乾坤一擲の猛反撃を期す所存。情報のお聞き漏らしのないよう、心よりお願いしておく。