8/29 8/30 2回新潟・2回小倉9日10日目・2回札幌3日4日目

余裕の的中鞍 ~土曜新潟7R・3歳上500万下~

夏の新潟・小倉・札幌開催は今週末、いよいよ最終週を迎える。新潟メインはサマー2000シリーズ最終戦となる「新潟記念」。ただ、例年とは異なり、現時点でのシリーズ上位馬が一頭も出走なし。少々寂しい気もするがそれでも個性的な顔ぶれが集まった。サマーマイルシリーズには見向きもせず、こちらに登録してきた「関屋記念」2着のマジェスティハーツ。「NHKマイル」3着、「ダービー」6着から参戦のミュゼスルタン。目下4連勝中の上がり馬メドウラーク。更にダコール・アルフレード・パッションダンス・アヴニールマルシェ・マイネルミラノなど、多士済々の登録馬。言うまでもなくこのレースはハンデG3。馬券的な妙味も十二分で興味は尽きない。大団円を迎えるためにも、ここは必中が求められるひと鞍となる。アツいご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟7R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された10番メイプルレインボーだった。

『前走はハイペースのなか、好位から早めに2番手まで押し上げてラストまでしっかり脚を伸ばしての2着。勝ち馬には離されたが後続に5馬差を付けており、現級突破はもう時間の問題。加えて前4走は全てレベルの高い組み合わせ。降級馬も複数出走してきたがいずれもアテになるタイプではなく、これまで戦ってきた相手と比較してもここは一枚落ちのメンバーと断言できる。デキも高値で安定しているだけに勝ち上がりの絶好機とみた』という見立て。

内から2番トラキアンコードが果敢にハナを主張。2番手に7番ガヤルドがつけ、3番手トミケンシェルフ、4番手14番ストロングトリトンの隊列。好発から互角のスタートを切った軸馬10番メイプルレインボーは回りの出方を見ながら好位6番手で流れに乗る。前半1000m1分1秒2のミドルペースで淡々とした流れ。型通り3コーナー手前からペースアップし、これに合わせて後続各馬も徐々に進出を開始。4コーナーではほぼ馬群一団で直線へ。直線に入りハナを切った2番トラキアンコードが内でしぶとく粘るなか、前が開くタイミングを見計らって追い出された軸馬10番メイプルレインボーが外からグイグイ脚を伸ばし、残り1ハロン過ぎで先頭に立つ。同様に外から脚を伸ばした8番ベルプラージュが急追するも態勢はほぼ決まり、軸馬10番メイプルレインボーが8番ベルプラージュに3/4馬身差付けて1着でゴール。着差以上の完勝だった。2着に8番ベルプラージュ、3着は後方から脚を伸ばした1番ディアグリスターが入線。この結果により「馬連8-10、670円」の的中。当然のことながら2着馬、3着馬はいずれも対抗馬。ハッキリ言って弊社と弊社の会員の皆さまにとっては「どちらでもいい」状態の、余裕の2着争いだったが、対抗1点目での大本線的中だったことにより、厚めに勝負した方も多かったようだ。獲れるところは獲るスタンスで『アスコットさんらしい手堅さ』というお声を少なからず頂戴している。

他ににも、日曜札幌7Rでは「3連複は配当から購入方法次第で妙味十分」とし、3連複購入をサポート。結果、これが功を奏し「3連複4-10-13、1650円」を見事に仕留めている。まだ完調手前で絶好調とはいかなかったが、今週末のローカル最終週を大団円で打ち上げる所存。特に夏場ローカル重賞の総決算となる「新潟記念」は必見。ここで最大の勢いをつけて収穫の秋開催に繋げる所存だ。どうか、いつもにも増すご期待をお寄せいただきたい。