4/9 4/10 3回中山・2回阪神5日6日目・1回福島1日2日目

弊社十八番の好配当的中劇 ~日曜阪神8R・天王寺特別~

断然の1番人気メジャーエンブレムがよもやの4着。結果、2番人気、3番人気に支持された「チューリップ賞」1着、2着馬のワンツー決着となった「桜花賞」。その余韻も冷めやらぬまま、今週末は牡馬三冠の第一関門となる「皐月賞」が行われる。2歳王者のリオンディーズを中心に3戦無敗のサトノダイヤモンドとマカヒキを加えた3強の様相を呈してきたクラシック戦線。ただし、近2戦ともリオンディーズと差のない競馬ができているエアスピネル、トライアル「スプリングS」を完勝したマウントロブソン、まだ3着以下無しで「共同通信杯」を制したディーマジェスティ、「若葉S」勝ちのアドマイヤダイオウ、重賞で連続好走を続けているロードクエストなどなど、前記3強に割って入っても不思議なく、まだ底を見せていない伏兵は多数。現時点では前記3頭が頭ひとつ抜けている存在に思えるが、成長期の3歳若駒戦なだけに、一戦一戦で変わり身のある馬もいるはず。「桜花賞」の例もあるだけに、これらは全て有資格と見るべき。馬券的な妙味も尽きないこの一戦。弊社アスコットシステムズが導き出す『正解』を楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜阪神8R「天王寺特別」ダ1400m。軸馬として期待したのは上位拮抗のなか、最終的に1番人気に支持された10番メイショウヒコボシだった。

『前走はまだ太い印象があったが、直線は坂上から際立つ伸びを披露して2着に好走。中団で流れに乗れたことも大きいが、結果的に前走は馬体が絞れてきたことが全てだった。現級勝ちが示すようにこのクラスでは上位の脚力の持ち主であることは誰の目にも明らか。先行馬の少ないこの組み合わせなら自然体の中団追走策から直線で差し抜ける形が理想。ならば、地力の違いで圧倒する可能性が極めて高い。ここは同馬の地力に期待したい』という見立て。

レースは内から2番ピンストライプ、外から14番サウススターマンが積極的に出して行き、2頭のハナ争い。ダートに入って枠順の差で内の2番ピンストライプがハナ、番手に14番サウススターマン。その後ろに4番ヴィンテージイヤー、5番サトノアビリティ、6番アドマイヤシェルと一団で先行集団を形成。人気の一角15番マズルファイヤーはこれらを見る形で中団追走。互角のスタートを決めた軸馬10番メイショウヒコボシだが、出たなりの位置から流れに乗り、逃げ・先行争いが激化した結果、徐々に位置取りが後ろになり道中は離れた後方12番手でじっくり構えて追走。3ハロン通過34秒1のハイペース。3コーナーを過ぎ、4コーナー手前では馬群が一気に凝縮してくるが、軸馬10番メイショウヒコボシは内目を徐々に押し上げ、逃げ・先行勢を射程圏に入れたポジションで直線へ。まずは終始番手で流れに乗れた14番サウススターマンが逃げる2番ピンストライプをアッサリとらえて先頭へ立つ。これを目標に同様の位置で先行していた5番サトノアビリティ、6番アドマイヤシェルの2頭が脚を伸ばすが、早めに抜け出した14番サウススターマンは更に後続との差を引き離し、直線半ばでは完全に独走態勢。後続各馬もジリジリと追いすがるも、5番サトノアビリティ、6番アドマイヤシェルの2頭のスピードが衰えず、その差はなかなか差が詰まらない。ほぼ大勢決したと思われたが、唯一、一頭だけ最内を突いて脚を伸ばしてきたのが軸馬10番メイショウヒコボシ。セーフティーリードを作った14番サウススターマンには及ばなかったものの、一頭だけ違う脚色で伸びた軸馬10番メイショウヒコボシが2着争いを制す。1着14番サウススターマン、2着10番メイショウヒコボシ、3着13番アドマイヤシェルの順で入線。この結果により「馬連10-14、2380円」の的中。5番人気→1番人気の決着としては『オイシイ』払い戻しとなった。

他にも土曜中山12Rの馬連など土日を通じて安定した的中をお届けし、相変わらずの信頼度を堅持。クラシックシーズンを迎え、更に一段上の『ゾーン』に突入した感じのアスコット予想。続行する快進撃になお一層のアツイご期待をお寄せいただきたい。