10/29 10/30 4回東京・4回京都8日9日目・3回新潟5日6日目

安心安全の的中鞍 〜日曜東京8R・河口湖特別〜

今週のJRAは土日で4重賞が組まれているが残念ながらG1はない。その代わりと言っては何だが、11月3日(祝)に川崎でダートグレード競走のJBCクラシック・スプリント・レディスクラシックが行われる。3つのレースとも中央勢の独壇場だと思うが、地方馬が唯一健闘できるかもしれないのはスプリント。その筆頭が大井のソルテ。距離は違えど3走前の「かしわ記念」でコパノリッキーの2着と健闘し、2走前には「さきたま杯」でベストウォーリアを破っている馬。久々だった前走でもここ出走のレーザーバレットの0秒1差2着だし、使った上積みは絶大。本調子になれば中央の有力どころともそんなに差はないはずだ。要注目の一頭として挙げておきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「河口湖特別」ダ1400m。弊社予想部が軸馬として期待した断然の1番人気に支持された16番ワンミリオンスだった。

『久々+昇級初戦となった前走でも確実な末脚で2着とクラス突破にメドを立てたワンミリオンス。その前走は結果的に4コーナーで包まれて動くに動けないポジションとなり、直線でも前が壁で完全に踏み遅れて不完全燃焼な結果。それでも前が開いて追い出してからの切れ味は抜群で位置取りの差による惜敗。いつ勝ち切っても不思議ではない。その意味でも直線の長い東京へのコース替わりは間違いなくプラス材料だし、ここは2走前に500万を圧勝した条件と同じ左回りの1400m。クラス2戦目でペース慣れも見込めるだけに、極端に置かれさえしなければアッサリ突き抜けてくれるはずだ』という見立て。

内から5番ベストリーダーも行く気を見せるが、好発から押して先頭に立ったのは14番ジョリーアップ。行き切ってこその馬なだけに、東京とはいえこのあたりは絶対に譲らないという鞍上・嘉藤の気迫。向正面に入るや早々と仕掛けて2番手以下との差をグングン広げていく。8番シュウギン、最内から1番プリンセスロック、2番ファンシーリシェスとこのあたりが先行集団を形成。その後ろに3番ケルシャンス、13番ショウナンカサロが続いた。軸馬16番ワンミリオンスは例のごとく出たなりの位置で中団後方で外目の10番手を無理なく追走。前半3ハロン通過35秒2のミドルペースで淡々流れ、4コーナーから直線へ。ほぼ一団の団子状態からの追い比べとなり、軸馬16番ワンミリオンスは外からスムーズに前を行く先行各馬を手応え十分に捕えにかかる。自分のペースでリズム良く運んだ14番ジョリーアップがしぶとく粘るところに、終始好位を見る位置で脚を溜めていた13番ショウナンカサロが鋭く脚を伸ばして逃げる14番ジョリーアップを捕えにかかり、一旦は先頭に立つものの、その外から一頭だけ違う脚色で軸馬16番ワンミリオンスが急追。坂上の段階で13番ショウナンカサロに並びかけ、そのままジリジリと差を広げて軸馬16番ワンミリオンスが13番ショウナンカサロに1馬身差をつけて1着でゴール。着差以上の完勝となった。2着に13番ショウナンカサロ、3着には逃げ粘った14番ジョリーアップが入線。この結果により「馬連13-16、1,110円」の的中。軸馬16番ワンミリオンスが直線でスムーズに外に出せた段階でほぼ決まったと言っていい、見ていて安心安全の全く危なげのない的中鞍であった。

開催最終日となった先週末。他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜東京7Rなどで的中をお届けし、前週に引き続き日曜を連勝で締めくくった予想部。大団円で終了とまではいかなかったが、随所でアスコットらしさはお見せできたものと自負している。G1の谷間となる開催替わりの今週末ももちろん手抜きなど一切なく、不安は微塵も感じていない。より良い予想と的中をお届けし続ける所存。引き続き多大なるご期待を持ってお待ちいただきたい。