12/3 12/4 5回中山・5回阪神・4回中京1日2日目

『提供=的中』となった開幕週 〜日曜中京7R・3歳上500万下〜

今週は阪神で2歳牝馬の女王を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ」(G1、芝1600m)が行われる。現状2歳女王に最も近いと目されていたミスエルテが翌週の「朝日杯FS」に出走するため、少々話題性に欠けるが、そのミスエルテと互角の評価を得ているソウルスターリングを筆頭に粒ぞろいのメンバー構成。ミスエルテが不在とはいえ、全体レベルは決して低くない。うら若き少女たちの熱い戦いに注目したい。海の向こう目をやると、香港国際競走が12月11日、シャティン競馬場で行われる。今年も多数日本馬が参戦予定となっており、日本では馬券を買うことも可能になっただけに、それぞれ目を離せない一戦だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京7R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された8番モンドアルジェンテだった。

『前走は中間の動きそのものが完調手前で精々八分程度。骨っぽい相手だったこともあるが、その状態でも3着に力走しており、1000万で0秒3差4着の地力が伊達ではないことを証明してみせた。500万では明らかに一線を画す存在と断言できる。間隔を詰めると良くないタイプでもあり、その点を考慮して前走後はしっかり間隔をあけの臨戦。ここに向けて順調に乗り込みを消化しており、仕上がりは◎。これだけ弱メンバーならば、展開がどうであれ地力で捩じ伏せてくれるだろう』という見立て。

まずハナを切ったのは6番セイカエドミザカ。それに外から10番コパノアラジンが続き、軸馬8番モンドアルジェンテも無理なく好位3番手をがっちりキープ。同様の位置に3番サトノスーペリア、以下、4番クリノエビスジン、14番ガラドリエル、2番エンパイアステートらが続く隊列。1000m通過63秒0ならスローよりのミドルペースとなり、数字通り、先行勢有利の展開となった。理想的な位置で楽に追走した軸馬8番モンドアルジェンテにとっては絶好の流れ。3コーナー過ぎから徐々にペースアップして、前と後ろの間隔が一気に詰まり直線へ。ここで絶好の手応えから追い出された軸馬8番モンドアルジェンテが楽に先頭に立ち、内枠から上手く好位で脚を溜めていた3番サトノスーペリアも脚を伸ばすが、ジリジリと離される一方で直線半ばでもはや勝負あり。焦点は2着争いへ。3番サトノスーペリアがしぶとく粘り、同馬の2着確保は安泰かと思われたが、外からただ一頭だけ鋭く脚を伸ばしてきたのが2番エンパイアステート。3番サトノスーペリアとの脚色の差は歴然でアッサリこれを交わし去り、楽々と2着確保。以下3馬身差3着に3番サトノスーペリア、そこからさらに3馬身1/2差4着に6番セイカエドミザカが入線。この結果により「馬連2-8、1,160円」の的中。断然の1番人気からの組み合わせでこの配当は法外。レース選定、そして力関係を完璧に読み切った予想部のクリーンヒットと言えよう。

開催替わりの開幕ダッシュを誓って臨んだ弊社予想部。無論、的中はこのひと鞍だけではない。他にも土曜阪神7R「3歳上500万下」、翌日曜日は阪神10R「妙見山ステークス」で的中をお届け。終わってみれば勝負鞍における的中率75%を達成。前開催から右肩上がりに調子を上げた流れを途切れさせることなく、月が変わっても好調を堅持して好スタートを切った次第。

また、重賞予想の方も好調。土曜中山11R「ステイヤーズS」は当然としても、注目のG1「チャンピオンズカップ」では6番人気サウンドトゥルーが条件好転とみて軸馬指名。そして近走の不振から10番人気に甘んじていたアスカノロマンもきっちり対抗馬に抜擢。鮮やかに「3連複2-4-8、11,180円」を的中させている。

予想部、そして重賞予想とも『提供=的中』という理想形となった本年度開幕週。しかし、弊社はまだまだ手を緩める気など更々なし。今週末以降も獲って獲って獲り尽くす所存。まずは今週末の提供を手ぐすねひいてお待ちいただきたい。