1/21 1/22 1回中山・1回京都6日7日・1回中京3日4日

大過なく開催替わりへ 〜土曜京都8R・4歳上1000万下〜

毎年恒例の変則日程となった2017年度年始開催最終週のレース回顧。まずは「申し訳ありませんでした」のひと言から始めさせていただく。無論、的中が出ていないわけではない。そのことは会員の皆さまならよくご存知のはず。それどころか最終週も無難に的中率50%という数字を叩き出しているのだから、この業界の常識としては「おめでとうございました」なのかもしれない。しかし、『ただの的中』で満足しないのは会員の皆さまも我々スタッフも同じこと。諸手を挙げて喜んでいただける高配当的中がなかったことについての冒頭の言葉という点をご理解いただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都8R「4歳上1000万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された1番エポックだった。

『関西圏のこのクラスとしてはやや低調な組み合わせ。いずれにしろ上位5・6頭に絞れるが、この相手関係ならエポックが頭ひとつ抜けた存在。これが軸馬。前走は好スタートを切ったが先行争い激化で1コーナーで揉まれ、外を回さざるを得ない位置取りに。結果、それがラストに響いて勝ち切れなかったが、勝ち馬とはタイム差なしの3着に力走しており地力上位を再確認した一戦だった。昨年後半から使い詰めだが、無理なローテーションでもなく、今回も素軽さ満点のフットワークで引き続きデキは高いレベルで安定。ベストは距離1700mだろうが、幸い今回は脚を溜められ、ロスなく回って来れる最内枠を引き当てただけに、仕掛けどころさえ間違えなければまず勝ち負けだろう』という見立て。

レースは内から3番タマモアルムが先手を取って先導する流れ。番手に11番ダンツペンダント、その後に12番ショウナンハルカスが続き、4番ワンダーピルエット、9番アスタキサンチンも前記3頭に離されず好位を追走。最内枠から好スタートを切った軸馬1番エポックも周りの出方を伺いながら内目の好位4番手をがっちりキープ。1000m通過61秒6という澱みのない淡々としたミドルペース。勝負どころの3コーナー〜4コーナーに入っても隊列そのままでペースアップして直線へ。直線に向くとハナを切っていた3番タマモアルムが早々と後退。慌てず騒がず内々でじっくりと脚を溜めていた軸馬1番エポックも抜群の手応えで追い出しを開始するが、前を行く3番タマモアルム、12番ショウナンハルカスが壁となり、進路を切り替えて外に出し、追い出しが遅れるハメに。これを尻目にスムーズに外に出してグイグイ脚を伸ばしたのが終始好位を追走していた4番ワンダーピルエット。直線半ばでの脚色が他馬とは異なり、一気に前を捕えて一方的に突き放す競馬で1着でゴール。軸馬1番エポックも外に出してからは良い伸びを見せて抜け出してきたが時すでに遅し。結果4番ワンダーピルエットが1着。以下4馬身差2着に軸馬1番エポック、1馬身1/2差3着に後方から脚を伸ばした14番スワーヴカイザーが入線。この結果により「馬連1-4、1,180円」の的中。土曜一発目の勝負鞍となった中山7Rにおいても的中をお届けし、土曜連勝で折り返した先週末。残念ながら日曜は好結果をお届けできず開催最終週を大団円で締めくくるには至らなかったが、まずは的中ありき。そのことは弊社会員様が一番理解していることだろう。

先週末で年始開催も終了し、今週からは開催替わり。今週末開幕の1回東京・2回京都開催といえば、年間を通してダート戦の占有率が高い開催として知られている。言うまでもなく、ダート戦といえば弊社にとって『ドル箱』以外の何物でもない。特に今開催初週の重賞・東京11R「根岸ステークス」はかなり勝負度合いの高い鞍として提供を予定しているので、今週以降はこれまでにも増してのご期待をお寄せいただきたい。そのご期待に応える準備は早々と整っている。